あの津久井やまゆり園の事件から2年が経ちました。
今日は現場で花を手向ける方がたくさんいらっしゃる様です。
改めまして、この事件でお亡くなりになられた方のご冥福をお祈り致します。
合掌
容疑者の方は、相変わらず亡くなったり怪我を負わせた被害者に対し、
「要らない人間だった」という趣旨の発言を繰り返しているそうです。
「この世の中に要らない人間はいない」という方もいらっしゃるでしょう。
申し訳ありませんが、率直に申し上げて綺麗事です。
要らない人間はいます。
それは、「犯罪者」
今日も6名のオウム真理教幹部が死刑を執行されました。
池田小児童殺傷事件で死刑となった、宅間守 元死刑囚は、生まれてくる前に
母親が「この子は産みたくない」と言ったそうです。
オカルト的ですが、母親の予感めいたものがあったのでしょう。
すみません、間違えてました。
やっぱり「要らない人間」はいません。
「居てはいけない人間」でした。
最近では悪質な煽り運転の末、他人の命を奪う奴、特殊詐欺で他人の財産を
奪う奴、小さな子供の命を奪う奴 etc・・・
居れば他人に害を成す、害虫や害獣並の「害人」です。
何らかの障害を持って生まれて来た人は、健常者といわれる人がとても
太刀打ちできない高い能力を持っています。
絵画や書であったり、音感や色彩を感じる能力であったり、また、信じられ
ない身体・運動能力であったり・・・
パラリンピックを観ていると、五体満足な自分では絶対に真似出来ない
競技が展開されています。
しかし、害人は人に迷惑をかける能力を持っている・・・
更正する能力も併せ持っていればまだ救えますが、それすら持ち合わせて
いない者がいる。
それが、津久井やまゆり園の事件を起こした容疑者であり、今日も振り込め
詐欺の電話をかけている輩でしょう。