それ、おかしいやろ? 一言物申すブログ

一言物申したいことに一言物申すブログです。

あなたならどうする?

♪あなたな~どうする~?♪という歌があったが、貴方ならどうしますか?
KYBの免震・制震用オイルダンパーの試験データ改ざん問題で、はっきり「クロ」
から雨上がり決死隊の宮迫が言う「アイボリー」まで、膨大な数のダンパーを全交換
するためには2年の年月を要するらしい。しかも、製造ペースを5倍に上げて!


問題の建物は本日公開される予定だが、都道府県庁やオリンピック施設、病院等の
医療機関から、民間のオフィスビル、商業施設、観光施設にまで影響が及び、オリン
ピック施設ではダンパーの交換が2020年に間に合わないという話しまで浮上している。
さあ、ここで「貴方ならどうする?」です。


貴方は、どのように優先順位をつけて交換を行いますか?



①施設の役割に関わらず、明確に「規程を大きく外れているもの」
②病院等の医療機関や老人ホーム等の施設と学校等の教育施設
③県庁舎や市庁舎、駅舎などの公共の建物
④オリンピック・パラリンピック関連施設
⑤民間オフィスビルや商業施設
⑥スカイツリー等の観光施設


多くの人が①から始めると思いますが、それ以外をいかに采配を
振るうかが問われます。しかし、どの建物にも、満遍なく①が
混在している可能性も否めません。


さあ!貴方ならどうする?




2年は長いぞ・・・

地震大国日本で、近年各地で大きな地震が相次いでいる日本で、ものづくり大国日本の
シェアNo.1を誇る油圧ダンパーメーカーKYBが免震・制震用ダンパーの試験データを
改ざんしていた事が明らかになったが、さすがはその日本でNo.1の会社だけあって、
データが保存されていない古い商品に対しても、「免震性能に問題ない!」と断言した。


しかし、ハッキリ「クロ」と分かっている物、「グレー」の物、そして、「アイボリー」
の物まで、全て交換すると発表している。但し、余りに数が多過ぎて、全ての対象品の
交換完了までに要する時間は2年だそうだ。どの様に優先順位を付けて処理していくのか
気になるところではある。クロとそれに近いのが優先か?建物の公共性が優先か?


このブログを読んで下さっている皆さんがご存知のとおり、私は性格がよろしくないので
穿った物の見方しかできないのだが、確信もなく「問題ない」と断言できる、いや、する
理由について考えてみた。そう、首都直下型地震や南海トラフ地震が2年以内に発生した
ら・・・今「大丈夫」と言っておかなければ、甚大な被害の多くがKYBの責任となる。



それを回避するための防波堤が、「既に試験データが無い商品でも大丈夫!」ではないの
か?いかがですか?皆さん「ガッテン」して頂けますか?KYBという会社は、油圧ダン
パーではシェア日本一、世界2位かも知れないが、今まで不祥事が発覚した神戸製鋼や日
産自動車、東レ、三菱マテリアル等の巨大企業に比べて経営基盤が弱いと思われる。


そこに持ってきて、車の不正検査や燃費の誤魔化しの後処理と同等では済まない、場合に
よっては、神戸製鋼や東レ並みの費用負担を強いられると予想される商品の無償交換が今
から始まる。ハッキリ言って2年もつの?というのが正直な感想だ。2年を要するとする
理由は、生産設備が追いつかないからだが、それを増強する余裕も時間もない。


それでも、東京電力が負担する福島第一原発の避難者への補償を含む事故処理及び廃炉に
かかる費用よりは遥かに安価だが・・・東電の経営基盤は日産自動車や神戸製鋼とは比べ
様も無いくらいに大きく且つ安定している上に、政府や他電力会社の顧客に甘えながら社
員は高給を貪っている。しかし、気の毒だがKYB社員には数年間賞与無しだろう。


個人的にはそれでも構わないのだが、倒産する事無く2年の刑期を務めて欲しい。そして
願わくば、その間に巨大地震が発生しないで欲しい。発生すれば1発退場となり、後に遺
った建物は誰も面倒を見なくなり、また国が国民の税金を使って他社の商品と交換する事
になる。加えて、2年で終らせるためには、確実な品質の商品を生産する必要もある。


お先真っ暗だな~・・・






いったいどういう品質管理?

KYBの免震用オイルダンパーの検査データ改ざん問題で、日本の重要な
建物の耐震・免震性能に疑問符が付き、大きな不安を与えているが、KYB
にはデータ改ざんの事実の他に、商品や品質管理についての疑問も浮かんで
きた。



先ず一つ、改ざんした商品がカタログ商品なのか、オーダー商品なのかも
メーカー側は完全に把握していない。自動車用のショックアブソーバーなら
一品ごとに製造番号を付しての管理ではなく、ロッド単位での管理も納得
できるが、報道の映像で見る限り「大型で高額の商品」であることが伺える。


また、自動車用のショックアブソーバーとは異なり、大量生産するものでは
ない事から、カタログ製品であっても受注生産だと考えられる。それならば、
きちんと製造番号を付して、品質と納品先を管理するのが当然だ。ところが、
実際は使用されている建築物を完全に把握できていない様子だ。


次に、カタログ商品でありながら、「改ざんされた恐れがある商品」として
いる事から、品質を一定に保てない会社ではないか?と要らぬ不安も持たせ
てしまう。カタログ商品であれば、基本的にその型番の商品は全てデータを改
ざんされたものだと、消費者側は受け取るが、KYBは違う。


もう一つ恐いのは、KYBが今回の件でお客様と報道機関向けの2つの相談窓
口を設けているのだが、お客様対応の窓口では法人か個人かを訊ねられる。
一部の個人住宅には免震用のダンパーを装備している建物があるのだろう。
個人レベルで家の材料にどのメーカーの何が使われているか?把握できる?


そして、他のダンパーメーカも確認の必要があるとの声が、当然ながら上がっ
て来ている。うーん・・・今、ビクビクしている同業他社があるのかな?
医学部の入試問題では、最初に発覚した東京医科大学以外は、「点数操作は
ありません」と回答していた大学からも、後になってばれた学校が出てきたぞ?