それ、おかしいやろ? 一言物申すブログ

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監督資格あるの?

今日、某工事現場を通りかかったら、こんな危険が潜んでいた。



写真は借り物だが、例えばあなたがこの歩行者用通路を歩いていて、黄色い家の前まで行った時に、いきなり左側から右折しようとする自転車と出会ったら?工事の施工範囲が道路の大部分に及んでいるために、自転車は施工現場を回避するための大回りでの右折が
出来ずに、狭小になった歩行者用通路に向かって右折することになる。


今日の現場も同じような状況だった。なのに、その丁字路に交通誘導員はおらず・・・
手前側に数メートル離れた位置に小学校の門があり、下校時間になると小学生がたくさん
通行するのに・・・驚いたことに、公共工事の発注者も所轄警察署も、その箇所には誘導
員は置かない規制計画書を承諾し、交通規制の許可を与えていた。


まず、公共事業を発注する側は素人なんです。建前上、素人が作成した仕様書や図面に従って、プロである工事業者が施工する。そして、そのために必要な交通規制に許可を
与えるのは、プロである警察官で、その責任者は所轄の署長です。自分が発注者の立場
や、警察官の立場だったら、こんな規制計画では誘導員追加の条件付許可とする。


って言うか、そもそも発注者側が税金をつかって行う工事について、素人だということ
自体がおかしいだろ?なぜ、訳の分からない人が何か目的のある工事を設計し、発注で
きるのか?誰でも欲しい物がある時は、自分で目的のものを探すだろう?何でもいいか
ら買って来ることはしないだろう?


発注者側は、現場に常駐する現場代理人や監理技術者、専任主任技術者、主任技術者に
は、有資格者であることを義務付けているが、発注側の役人にも、監理技術者資格者証
や土木や官工事、電気工事などの施工監理技師の資格取得を義務付けるべきではないの
か?相変わらず身内には甘い!


今日の現場の高貴は3月中旬から7月中旬までらしいが、この2ヶ月間、歩行者と自転車
が絡む事故が無かっただけラッキーだった。今は自転車が歩行者との事故を起こしても、
数千万円単位の賠償金を請求される時代であり、ここで事故が起きていたら、発注者も
施工業者も過失責任を問われ、また市民の税金から賠償させられるところだった。



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