今日、在日米軍厚木基地所属の艦載機　FA18EとEA18Gの
合計30機が、岩国基地へ移動する。

　　　　　　　　　　　　　FA-18E

　　　　　　　　　　　　　EA-18G

対北朝鮮を睨んでの処置かと思ったが、全く違った。

ただの移動ではなく、厚木基地の負担軽減のための転属だ。
現在、日本にいる米空母は、横須賀を母港とする原子力空母
ロナルド・レーガンだけだ。
と言うことは、厚木にいた艦載機は、当然ロナルド・レーガンの
部隊と言う事になる。

空母の母港は横須賀のまま、艦載機だけ遠く離れた岩国へ・・・
これは、有事の際の空母運用に非効率なのではないか？
万が一の時には、艦載機と空母が合流するだけでも、今まで
より時間がかかる。

そこを承知の上で、厚木の基地負担軽減？

沖縄県内にある在日米軍基地やその所属部隊は、基地負担軽減
を目的とした移動も沖縄県内に限られ、辺野古が大問題になって
いるのに、神奈川県にある基地の部隊は、負担軽減と言う名目で
山口県に移動する。

これっておかしくないですか？

やはり政治力ですか？

沖縄県選出の国会議員は、自民党の有力者がいないから
苛めてるんですか？

沖縄県内の在日米軍基地は、辺野古移設しかないと主張している
国会議員の皆さん、地元経済発展のために、貴方の選挙区に
誘致してあげてはいかがでしょうか？