北海道で参議院議員選挙に向けた自民党安倍晋三総裁の応援演説中に、安倍批判の野次
を飛ばし、警察官に身柄を拘束されて連行されるケースが相次いでいる。警察の説明で
は「トラブル防止と、公職選挙法の『選挙の自由妨害』違反になるおそれがある事案
について、警察官が声かけした」そうだが・・・

映像を見る限り、「声掛け」などせず、いきなり数人がかりで拘束して何処かへ連れ去
っている。先週の首都高でのＰＣのやり方も同様だが、警察の説明や公式見解はいつも
事なかれ主義を狙って逆に炎上するパターンだ。やはりテストの点数を取る事だけに特
化した人間がトップを占めるだけに、現状が見えないのは他の省庁と同じだろう。

【情報拡散協力！】安倍辞めろ！コールをした男性が警察権力で強制排除される

警視庁や北海道警は、東京都や北海道の組織であり国家権力ではないが、この様な行動
を見ると国家権力や国家の犬と言われても仕方がない面があるだろう。

松宮孝明・立命館大法科大学院教授（刑法）は「判例上、演説妨害といえるのは、その場で暴れて注目を集めたり、街宣車で大音響を立てたりする行為で、雑踏のなかの誰かが肉声でヤジを飛ばす行為は含まれない」と話す。むしろ連れ去った警察官の行為について「刑法の特別公務

員職権乱用罪にあたる可能性もある」と指摘。「警察の政治的中立を疑われても仕方がない」と話した。

有識者の意見にも様々あるが、この意見には納得できる。また、野党の応援演説でも
同様の事が発生した場合、警察は同じ行動を執るのか？少なくとも山本太郎氏の演説
ではそんな事はなかったな？