昨日、東池袋自動車暴走死傷事故で亡くなった被害者のご遺族が記者会見をされていた。
今は大切なご家族を亡くした無念さが手に取る様に解かり、番組のキャスターも声が詰
まる程だったが、その中でも印象に残ったのが、現場で献花をしたり、手を合わせたり
する一般の方への感謝の気持ちを口にされたことだ。

確かに、身内に不幸があった際に、通夜や葬儀に参列してくださる皆さんや、頂く弔電
には、遺族・親族としては感謝の気持ちが深い。しかし、今まで報道された様々な事故
で亡くなられた方のご遺族の口から、この様な感謝の気持ちが語たられる場面は初めて
だった。それだけ素晴らしい人格の２人が出会い、家庭を築いていたという事だろう。

一方、加害者の方は・・・入院中？回復を待って事情聴取？未だに逮捕されていないと
警視庁へのの批判の声が上がっているが、肋骨を骨折しているという話が事実なら、止
むを得ない面がある。逮捕してから送検まで、身柄を拘束する時間には制限がある。逮
捕しても、病院でしか事情聴取ができないなら、先送りにした方が良い。

回復を待たずに逮捕すれば、入院中も拘留期間のカウントダウンが進む・・・しかし、
相手は高齢者、入院期間は１ヶ月ほどで済むのか？今まで多くの特権階級の人間は、逮
捕逃れの入院を長々とやってるぞ！しかも、こいつは事故後に救護処置や救急車を呼ぶ
など、本当に必要な処置をしていない。

自分の息子に電話して、携帯電話の解約とFacebookの抹消を指示している。特権階級独
特の傲慢さと、証拠隠滅の悪あがきをしようとした形跡がアリアリだ。こんな奴は病室
から誰にどんな指示を出して人を動かすか解からない。病室には警察官が張り付いてい
るのだろうが、家族の出入りを含めて逮捕に準じる厳しい監視が必要だ。

改めて、今回の事故で亡くなれた親子のご冥福をお祈り致しますとともに、怪我をされ
た皆様へのお見舞いを申し上げます。