毎週土曜日早朝に放送されている、上田晋也のサターデージャーナルを見ていると、
この春からの問題が色々見えてきた。一つは増税分の消費税を財源にするのか？３
～５歳児の幼児教育無償化と、０～２歳児の条件付無償化だ。これには該当する幼
児を抱えるお母さん方が全員「無条件で賛成」というわけではない。

なぜ、　毎月の保育料が無償になる恩恵を受けるお母さん方が素直に喜べないのか？
それは、これから該当するお母さんたちは、「保活」の大変さをよく知っているから
だ、少し前にも書いたが、４月から仕事に復帰したくても出来ないお母さん方は、保
育料無償の対象にはならない。保育園に入らなければこの政策は無意味なのだ。

それなのに、「女性活躍」を謳うという矛盾した政策を実行しようとする安倍晋三、
更に、働き方改革で残業や有給休暇取得に関しての法律が変わり、罰則も設けられる。
しかし、これは来年度は「大企業のみ」に適用され、中小企業へは再来年どからしか
適用されない。この１年は、大企業の都合が中小企業に押し付けられるだろう。

大企業の残業減の煽りを、中小企業が受ける形となるが、日本の企業は多くが中小
企業に分類され、そこで働くお母さんも保育園にお子さんを預けている、あるいは
預けて働きたいと思っている方も多いのではないか？そんな現状が安倍晋三には
全く見えていない。そして、そんなご家庭には恩恵もない。

なぜなら、この夫婦には子供がいないから！もちろん、子供がいないご夫婦が全て
同じだとは言えない。安倍晋三は、人の気持ちが理解できず、自分に都合のよい事
しか見えない「サイコパス」であり、嘘つきであることが、今の日本の悪政に拍車を
かけている。

もう選挙も近いこの春、各地でローカルな揉め事が起きているが、皆さんは冷静に
国を観て、しっかり投票所に足を運んで頂きたい。はっきり言って、「自分と完全に
一致する政党も候補者もない」ので、近い考えの政党、候補者に投じるしかありませ
ん。