今朝、５：３０～の「サタデージャーナル」に小泉元総理が出演し、原発問題に対し
て、「不思議だ」を繰り返していた。

ご存知の様に小泉元総理は、総理大臣当時「安全を大前提にした原発推進策」を掲げ
ていたが、１Ｆの事故をきっかけにその考え方を変えて、細川護熙元総理とともに、
原発反対、原発０を主張している一人だ。一方で国内では古い原発の廃炉もボチボチ
始まっているが、一方期間を延長して運転継続する原発もあり、対応は区々だ。

そして、東日本大震災以降、国内の全ての原発が稼動を停止していたが、実際に原発
推進派が言うような大規模停電は発生しなかった。もちろん休止火力の再稼動なども
あった。加えて、ドイツは東日本大震災以後直ちに国が原発０を表明し、現在原発へ
の電力依存度は下がっているが、実はフランスの原発から電力を購入している。

小泉元総理が「不思議だ」を繰り返すのは、実際に東日本大震災によって１Ｆの大事
故に見舞われた日本が、事故当時野党だった自民党の安倍晋三の言葉通り、原発０に
向けて進まずに、逆に本人が原発推進発言をし、さらに既に破綻している海外への原
発輸出を未だにあきらめていないことだ。

これは別に不思議なことではない、巨大な原発プロジェクトには、それに見合うだけ
の巨大な利権が絡んでいるから以外に、安倍晋三が原発を止めない理由はないだろう
カルロスゴーンがお金に絡んだ容疑で現在も身柄を拘束されており、ルノーの会長も
解任されたが、今までに手に入れたり今後手に入れる筈だった金額は想像もつなかい。

安倍晋三は子供もいないのに、これからの短い人生でどう考えても使いきれないほど
の金を、権力と利権に絡めて手に入れて、いったい何がしたいのか？野党時代に福島
を訪問した際の映像を観ると、地元の「福島の皆さんに寄り添って・・・」と言って
いたが、こいつがこの言い方をする時は、その気がない事も沖縄で分かった。

「〇〇に寄り添って」聞けば耳ざわりの良い言葉をバカの一つ覚えの様に使い、実際
には後ろを向いて下を出し、懐に札束を仕舞い込んでいる。国民には平気で「息を吐
くように嘘を言う」そんな安倍晋三を、いつまで総理大臣にしておくのか？それが不
思議で仕方ない。