残念です。
京都アニメーションへの放火事件で、昨日加療中だった1名の方がお亡くなりになり、
死者は35名となりました。1週間以上生きようと、痛い体で、苦しい中頑張ってきた
のに、本当に言葉がありません。それとは逆に、被疑者は僅かに意識が戻ったと言い
ます。これは皮肉なのでしょうか?
一部のブログやSNSでは、「犯人を弁護しないで」という書き込みもあります。東名
高速道路の煽り運転に起因する死亡事故の被疑者への裁判でも、同様の意見がたくさん
ありました。奴を弁護する弁護士が許せないとかクソとか・・・しかし、殺人や強盗な
どの重大事案では、弁護人が付かなければ裁判が出来ない事になっています。
お金が無ければ私選ではなく国選と言う事になります。ここでも書きましたが、あのオ
ウム真理教の死刑囚の裁判にも、弁護人が付いています。私選にせよ国選にせよ、負け
ると解っている裁判で被告人の弁護人となる弁護士も大変なんです。そこで唯一の酌量
の余地を求めるのが「精神疾患」という事になるのでしょう。
過激だと思われるかも知れませんが、精神疾患があると何故無罪になったり、罪が軽減
されたりするのでしょうか?殺人や放火など、重大な犯罪を起こす瞬間の人間は、誰で
も「異常」だと思いませんか?日頃から異常な行動をしていると、今後人に危害を加え
る恐れがあっても無罪放免・・・
「精神病」と一括りにされていた精神疾患が、細分化されて治療も適切に行われるよう
なりつつあります。先天的に疾患を持っているひともいれば、日常生活のなかで後天的
に患ってしまった人もいます、そんな中にも犯罪を犯さない人がたくさんいます。そん
な人たちへの偏見を無くすためにも
そろそろ見直すべきではないでしょうか?
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