日本のテレビ局の「キー局」は全て東京に集中しており、中京や関西の系列局は
「準キー局」とか、札幌や福岡の系列局は「基幹局」等と呼ばれているが、全国
の皆さんに観て欲しい番組だが、関東では放送されていない、関西局が制作して
いる番組があり、自分は毎週これを楽しみにしている。

一つは朝日放送（ABC）の「正義のミカタ」
毎週土曜日9：30～11：00の生放送で、ＭＣは東野幸治が務めるが、パネラー同士が
揉めることもなく、相手の意見を最後まできちんと聞き、補足するところは補足する、
かなりまともなワイドショーだ。

もう一つが読売テレビ（YTV）の「そこまで言って委員会NP」
毎週日曜日13：30～15：00の放送で、委員長は辛坊次郎、レギュラーパネラーも
いるが、それさえも毎回固定されておらず、レギュラーの中から今週はこの人達
と言う感じ。メンバーによっては収集が付かなくなることもある。「たかじんの
そこまで言って委員会」の継続番組。

この手の番組は、どんな番組に関わらず賛否両論あって、しかも絶対に結論なんか
出ない。国会でも毎回与党が強行採決しているのに、ワイドショーの中で結論は出
ないし、出ても意味が無い。しかし、かなり思う所はある事はまちがいない。
ＴＢＳが「サタデージャーナル」を今月いっぱいで打ち切る事に納得いかないもの
を感じながら、この２つの番組は続いて欲しい。