昔1ヶ月前、最近まで2ヶ月前、今1年前
夏休みを前に帰省や旅行の計画を立てている方も多いと思います。そんな中で
「昔1ヶ月前、最近まで2ヶ月前、今1年前」これ、何か判りますか?実は、
飛行機の予約開始日です。
記憶が定かではありませんが、昭和の時代の飛行機の予約開始日は、搭乗日の
1ヶ月前の当日でした。つまり、8月10日に搭乗するなら7月10日ですが、
復路便に限っては往路便と同時に予約できていました。
ネット社会になった頃でしょうか、予約開始が搭乗2ヶ月前の当日に変更にな
りました。この頃から空港カウンターや旅行代理店で並べられるタイムテーブ
ルが、予約開始に間に合わなくなりました。
更に、早割や特割等の、予約の変更が出来ない格安チケットは、半年ほど前から
予約受付されており、タイムテーブルが出た時には既に格安の枠分は完売という
こともありました。
ところが今現在は、搭乗日の1年前の当日から予約受付されています。今日、
2019年6月4日は、2020年6月4日までの便の予約が可能です。しかし、今も
「2ヶ月前」と案内されているサイトが多く残っています。
1年前に予約しても、予定はどのように変わるか分りません。出発時刻や機種が
変更になる可能性もあります。ANAの様に、機材の不具合が発覚して、長期に飛
行できなくなったり、ジェットスターの様にパイロットが不足して大量欠航も!
そして、自分に都合の良い出発時刻の便を探すのに複数の航空会社のサイトを見
る人もいるでしょう。ココまで予約受付日を拡大されると、利用者にとって不便
だったり都合が悪くなることも多々あります。
最近、宿泊するホテルの予約サイトも、ホテルそのものを比較するのではなく、予
約サイトを比較するサイトが多く登場しています。飛行機の予約も、比較して自分
に都合の良い便を素早く探せるサイトを自分で選んで利用する時代が来ました。
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