それ、おかしいやろ? 一言物申すブログ

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お粗末!

海上保安庁の100%落札が問題になっている。100%落札とは、発注者が定めた
予定価格の満額で受注者が落札することだ。過去に挙げられた談合事件では、90%
台でも談合があったとされ、「税金の無駄遣い」とされていた。更にここに、議員が
絡んできて「天の声」を出し、落札金額の数%を報酬として受け取る輩がいる。



海保の場合、100%落札されたのは「燃料」らしいが、どのような入札形態を採っ
ていたのか詳しくは報道されていない。一定期間の使用分を決めておき、その金額を
入れるのか、単位数量あたりの金額を入れるのか?単価を入れるのか?何れにしても
過去の官製談合とは異なり、予定価格を漏らしていた訳ではなさそうだが果たして?


では何がお粗末なのか?海保は当然複数の納入業者から見積りを徴収し、更に民間の
石油情報センターなどからの情報を踏まえて予定価格を決めているそうだが、参考と
する指標が少なかったので、業者は予定価格が読みやすかったらしい。通常の公共工
事なら、予定価格は1円単位まで設定される中、100%落札はほぼ無いのだが・・・


燃料という特性上、100%落札の出現頻度も高くなったとも言えるが、各管区毎に
出現頻度が全く異なる。最も高かかったのが第9管区の90.6%、最も低いのが第7管
区の1.4%で、関東を管轄する第3管区は43.7%だった。そして、対策を講じた3月以
降の100%落札は無くなったということで、この間税金が無駄遣いされた事になる。



また新たに、落札業者が事前に決まっていた案件も出てきた疑いがあり、業者間での
談合の疑いが出てきた。100%落札が無くなったから、業者の利益を守るために談
合が始まったのか?それとも以前からやっていたのか?これは公取が動くことになる
可能性があるが、役立たずの会計検査院は、予定価格決定過程の不備指摘で終る。



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