昨日は、福岡市東区の海ノ中道大橋で幼い子供3人の命が奪われた悲惨な飲酒事故から
13年の日だった。亡くなられた3人のご冥福をお祈りしますとともに、飲酒運転の撲滅
を改めて願います。飛行機で福岡へ来られた方の中には、飛行機が着陸する直前に現場
を上空から見られた方も多いと思います。

私はあの日以来、お酒が僅かでも入った状態での運転は1度もしていません。飲酒運転
の厳罰化が実施されただけではなく、本当に福岡市民として先頭に立って止めるべきだ
と思ったからです。その前には、危険運転致死罪の法制化のきっかけとなった、東名高
速での幼児2名の飲酒追突による焼死事故も起きています。

これから秋を迎え、本格的な台風シーズンを迎えます。天災に対して我々は備えの不備
を反省し、時には人災だとして政府や自治体を批判します。しかし、なぜ、飲酒運転に
は反省する人が少ないのでしょうか？お酒を飲んでハンドルを握っていた本人は勿論、
それを見逃していた人がいれば、全員が反省し悔い改めなければなりません。

また、問題の煽り運転同様、免許を取り消しされようが、そんな人はおそらく無免許で
も車に乗ってしまう粗暴な性格の人もいると思われます。本人だけで抑えが効かないな
ら、周りの人が厳しく対応する必要があります。これはもう法律云々の問題ではありま
せん。13年の節目に、また自分と自分の周りを見渡してみましょう。

要注意人物はいませんか？それは貴方ではありま
せんか？

健康増進法に基づいて・・・を理由に、官民問わず禁煙の傾向が強まっています。喫煙
者本人は勿論、副流煙によって周囲の非喫煙者の健康まで損なう事が理由です。しかし、飲酒も周囲の人に迷惑をかける事があるという事実、場合によっては一瞬で人の命を奪
うという事も念頭に置いて、楽しく美味しいお酒を飲みましょう。