昨日投開票が行われた2019年の参議院選挙、結果は「たまむし色」と表現させて頂く。
自公の与党では改選議席の過半数を得たものの、維新を含む改憲推進派は発議に必要な
3/4を割り込んだ。早々に自民党の二階幹事長が、安倍総裁4選支持を表明したが、現在
の任期では改憲は無理だと判断したのだろう。本当、このオッサンはルール無視やな？

自公は議席を増やしたことで、安倍政権が高い評価を受けた様に宣伝するが、一方で立
憲民主党が議席を伸ばした理由も考えなければならないが、驕り高ぶった安倍政権がそ
れを真摯に受け止める事はないだろう。当然、野党にも考えなければならない事が多々
ある。立民はなぜ関西で弱いのか？

立民が伸びたのに、国民民主はなぜ伸びなかったのか？野党統一候補は、東北では強い
のに、なぜ九州では弱いのか？秋田と佐賀は、明確にローカルな論点があったのに、秋
田では野党が勝利し、佐賀では自民が勝利したのか？保守王国新潟で野党が勝利したの
は、自民の失言だけだったのか？

他にも小さな台風の目となりそうな議員も誕生した、令和から2人当選したが、国会の
開催までにバリアフリー化することになるだろうし、質問時間にも配慮が必要かも知れ
ない。また、山本太郎氏は間違いなく次の衆議院議員選挙に立候補するだろう。そして、
ＮＨＫから国民を守る党も、今後直接国会で攻勢を強めてくる。

今後の韓国との関係やイギリスとＥＵの情勢を鑑みて、次の衆議院議員選挙は投票率も
上ると見られる事から、こんなにぼやけた決着にならないものと予想される。何となく
国内情勢よりも、外国から受ける影響の方が大きくなる予感がしているが、どうだろう
？それよりも、再度ルールを曲げようとする二階、老害は早く排除しよう！

それ以上に、野党が分析しなければならない事は、低投票率の理由だ！