昨夜２２：２２頃、山形県沖海底を震源とするＭ6.7、最大震度6強の地震が発生した。
幸い今の処死者は出ていない様だか、怪我を負った方と、家屋などの建物が被害を
受けている模様だ。また、この地震によって最大1ｍ程の津波も発生しており、山形
から新潟の沿岸部にかけて注意報が発令された。未だに余震も続いている。

津波警報は深夜の内に解除されたが、地震の揺れに対しては油断してはいけない。熊本
地震は、震度7の前震発生から24時間以上経過してから同規模の本震が発生し、前震で
ダメージを受けていた建物の崩壊で多くの死者を出すなど、被害が拡大している。気象
庁の発表とおり、最低1週間は警戒が必要なのだ。

昨夜の地震でも揺れが大きかったため、避難所へ避難した方も多かったが、取材に応え
ている内容は、「貴重品だけ持って・・・」とか「毛布だけ持って・・・」という人が
いる事に呆れた。地震は突然襲ってくる災害であり、津波や土砂崩れなどの他の災害も
誘発する可能性も高い。

大きな揺れが発生した時に、これだけ持って避難するなら「防災セット」にするべきで
はないのか？南海トラフや首都直下型地震は確実に目の前に迫っている。また、夜間の
地震発生後の避難の際には、落下する瓦や倒れた塀などに特に注意しましょう。