今日、8月9日は、6日の広島に続き長崎の73回目の原爆記念日となる。
原爆投下時刻の11：02に合わせて黙祷を捧げたい。

福岡市内の小学校は、修学旅行と言えば長崎だ。
そこで原爆資料館を訪れ、過去に起きた現実の一部に触れる。

15年ほど前、スリランカから車の部品を買い付けに来ていた人と若干の
付き合いがあった。
仕事が休みの日に「長崎に行きたい」というので、車で案内したところ、
それまで片言の日本語と英語混じりに喋っていた口が、原爆資料館に
入って直ぐに止まった。

見学を終えて出てきたときには、彼の目には涙が浮かんでおり、帰りの
車の中でも暫く喋らなかった。

その後彼は、資料館に入って直ぐ出たくなったけど、今は来てよかったと
思うと、国に帰ったらこのことはみんなに話すと、やはり片言の日本語で
ポツポツ語った。

チャンポンも食べ、それなりに観光もしたが、楽しい長崎の旅という感じ
では無かった。

今年の長崎の記念式典には、国連事務総長も出席する。
皆さんも是非機会を作って、広島と長崎を訪れて欲しい。

しかし、毎年式典に参加している安倍晋三は、何故この式典の場でも
核兵器禁止条約に触れないのだろうか？

強制的に沖縄県に在日米軍基地を押し付ける現政権と壮絶な戦いをし、
志半ばで昨日亡くなられた沖縄県の翁長知事に敬意を表するとともに、
謹んでご冥福をお祈り致します。

翁長知事は、元々保守系の地方議員でした。
しかし、沖縄の基地問題の現実を知り、政府にもの申し、間接的には
アメリカとも戦って来ました。

安倍晋三も、周りをチラチラ気にしながらアメリカに尻尾を振り、内政では
自国民を裏切り続けることはもう止めるよう祈りたい。