それ、おかしいやろ? 一言物申すブログ

一言物申したいことに一言物申すブログです。

不便になりますか?

もう6つ寝るとお正月~♪


今年から、外食産業が大晦日や元旦の営業を休止したり、デパートが
初売りを1月2日にしたりと、「働き方改革」の一環であるように
言われています。


公共交通機関でさえ、電車・バスは三ヶ日は日曜・祝日ダイヤにして
減便し、休める社員を増やしているが、飛行機だけはそうは行きません。
郵便局や放送局、また神社なども絶対に休めない業種です。



ここ20年近く、「お正月気分」がだんだん薄れている気がして
なりませんでした。
子供の頃は親戚の家に行く途中にしても、シャッターを下ろして正月
飾りを施したお店が殆んどで、街中も静だったが、コンビニの増加から
始まって飲食店やデパートの元旦営業で賑やかになり、日常の風景や
騒がしさが持ち込まれることも一つの要因になっていたと思います。


皆さんいかがですか?大晦日や元旦に飲食店やデパートが開いていなければ
不便ですか?
ここ数十年、多くの人が感受してきた「過剰な便利さ」は誰かの犠牲の上に
成り立っていたのではありませんか?
その誰かにもご家族があるし、帰るべき故郷もあれば友達もいます。


私はこれで少しでも日本のお正月らしさが復活すれば良いと思います。
正月に不足を感じるようなものは、コンビニで充分事足りるのではないでしょうか?


そして、休業する会社の経営者は、「働き方改革」をその理由に挙げています
が、それを実行しなければ人が集まらないという現実もあります。
更に正社員が不足していると認識している企業はおよそ45%、非正規社員が
不足していると認識している企業は、およそ30%に及ぶといいます。


でも、正社員になれる求職者が少なく、非正規社員が増えるのはなぜでしょう?
やはり、未だに日本経済の何かがおかしいのではないかという気がします。


毎年のこの時期が書き入れ時だし、流通機能を維持するために休めない業種も
たくさんあります。
非正規雇用の方に出勤をお願いする場合、通常の休日出勤手当てに+αして、
社会貢献する企業があっても良いと思いますが、多くの人が正社員として雇用
され、GW・夏休み・年末年始の休暇はきちんと取れる世の中の実現を望みます。