それ、おかしいやろ? 一言物申すブログ

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人の変化まで読めなかった

今、小中学校では教員が不足しており、先生方は専門外の事まで
教えたりして、現場は大変なのだとか・・・


教員の新採用数は、1980年ごろをピークに抑えられてきた。
将来の少子化に対応するためだ。
確かに、東京都内はもちろん、地方都市の中の都市部や過疎地では
小中学校ともに統廃合が進んでいる。


昔懐かしいテレビドラマ「熱中時代」も、第2シリーズは統廃合
がテーマだった。


児童・生徒が減る事にのみ目を向けて、教員の数を減らしたことが
現在の教員不足の原因であることは明らかだ。


なぜ、少子化の中、学校の統廃合が進む中、教員の人数が足りて
いないのか?


最大の要因は「人が変わった」ということではないか?


近年、病気で長期欠勤となる教員が増加しており、その代わりに
きた教員も病気になるケースが見られるという。
それは、そのクラスに大きな問題がある可能性が否定できない。
さらに、児童・生徒の問題の原因は、親にあることが多い。


モンスターペアレンツの出現
体罰禁止による、児童・生徒の増長
授業内容の変化
教員の性質の変化


坂本金八や北野広大のように、精神論で挑もうにも、モンスター
ペアレンツの時代以降、そんな強い精神をもった教員はいない、
児童・生徒は過保護な親の下で横着になるものの、その分大人に
なってから、今の教員よりも更に打たれ弱くなる・・・



いじめは報道されても一向に無くならないばかりか、地下に潜って
陰湿化し、官もそれを認めない。


地域の大人は、子供たちに無関心になるどころか、子供が被害者
となる犯罪を犯す奴まで出てくる始末。


更に、覚えている方も多いと思うが、駅のホームや電車の床、
コンビニの駐車場など、あらゆる場所で椅子も無いのに、直接座り
込むほど低下した、当時の中高生の体力・・・
そんな世代が社会にでて働き、その一部が教員になっている事実。


昔は、悪いことをすれば、学校の先生からゲンコツを喰らい、
それを家で家族に言うと、悪いことをしたのがバレて、また
怒られるので言えなかったし、近所のおじさん、おばさんからも
遠慮なく叱られていた。


それで秩序が保たれていた面があると思うし、学校の先生も、
18時位には退勤していて、今のように夜11時ごろまで職員室の
明かりが点いていることも無かった。


警察官や自衛官、消防官、海上保安間から、メーカーの工場の社員
等として働く人は、自分の身も、相手の身も守るために、教育訓練
の場では体罰は止むを得ない。
工業高校ですらそうだ。
慣れない機械や電気、化学物質の実験、実習では、教師が危険だと
判断した瞬間、口で注意する前に生徒の手を払い、体を突き飛ばす事
すらある。
離れたところからなら、チョークが飛んでくる。


文科省!表面の数字だけを見て教育の基本を構築するなら、キャリア
官僚は要らない!
いや、キャリアが血の通わない、お受験戦争を勝ち抜いて生きただけの
アンドロイドと同様なら、血の通った人間を登用しなければ、何も
変わらないどころか、益々自体は悪化する。


今、慌ててやっていることは、教員の新規採用者数を増やしている
という、表面的なことだけだ。


質より量にだけ目が行ってしまった