何様? お互い様!
あるサイトにこんな記事が出てました。
ある女性が、初心者コースを下山中に、道に迷って遭難した際の、救助に来た警察官に
対する不満が、3000字以上綴られているそうです。
ブログによれば、女性は警官から「単独で登山するとこうゆうことになるんだ」
(原文ママ)などと説教を受けた後、
詳しい事情を聞くために近くの警察署に移動することを求められたという。
こうした対応について、女性は「(警官が)なんだかすごく感じ悪かった」「何様な
の?」との不満を漏らした上で、
「登山で道に迷って遭難して救助を要請するなんて、本当に申し訳ないと思っているし、
多大なご迷惑をおかけした。
と思っているし、来ていただいて本当に感謝してます。でも、でも、それでもやっぱり物
申したい気持ちになるような、酷い対応だった」
だそうです。
最近、警察関係者の不祥事が相次いでいます。
・被疑者女性宅へ下心丸出しで上がりこみ、寿司やビール等、飲食の提供を受けた。
・押収した証拠品である大麻を、所轄署の保管庫から盗み出し、自ら使用した。
・自分の妻と子供を殺害した。
私も不愉快な対応を受けました。
ある寒い日、車で帰宅途中の狭い路上に、数十枚の書類らしきものと、それを入れて
いたであろうトートバッグが散乱していたので、下車して拾い集め、自宅の前をスルー
してまで管轄である最寄の交番に届けました。
「そんなもの」をワザワザ拾い集めて交番に届けたのは、状況に明確な違和感を覚えた
からです。
どう見ても普通の落し物や忘れ物ではなく、意図的というか、腹いせの様に撒かれた、
あるいは、打ち捨てられたという言葉が当てはまります。
交番内は巡査部長と巡査長の2名、こちらの「こんばんわ!」という挨拶から最後まで、
ほとんど無言・・・
一人は黙々と中身を確認し、もう一人はパソコンで黙々と書類を作成する。
警察官の声を聞いたのは、「いや、それは・・・」×2回と「見つかった場合のお礼は
?」と、「じゃ、はいこれ!」だけでした。
「いや、それは・・・」は、中の書類の一部に書かれていた名前が、家のお向かいさん
の名前だったので、じゃ自分が届けましょうか?
という私の申し出に対してが1回、持ち主の家に電話をかけて、電話応対していた持ち主
のお母さんから訊いた話しから、それは持ち主が玄関先に停めた自転車の前かごに入れた
まま家に入ってしまい、忘れてしまっていた物を、通りすがりの泥が持ち逃げし、不要な
中身を途中で破棄した物らしいと解った後のことです。
警察官の態度に切れ気味だった自分が、「それは窃盗ですよね?私は泥棒が近所に居るの
は嫌なので、持ち主に事件化するように言いますよ!」と言った時の応答でした。
私も少し追い込む方で、「そうですよね?こんな事事件にされても、ほぼ間違いなく検挙
できないし、それだと検挙率が下がりますからね?」と言うと、結構恐い顔になりまし
た。
更に、「布と紙じゃアルミ粉じゃ指紋出ないし、湿式は面倒くさいし・・・」と続ける
私に、「こいつ何者?」と言いたげな表情を見せつつ、拳で机をコンコンやりながら、
明らかにイラついていましたが言葉を発しない巡査部長。
ここらが潮時でしょう。
そして、私が受け取るべき書類を渡す時の巡査長の言葉が「じゃ、はいこれ!」です。
書類を受け取って、「じゃあこれで帰って良いですか?」と訊くと、巡査部長の方が
目で返事しくさりやがりました。
それでも、交番の玄関ドアを開けて、「お疲れ様でした」と言った私に、相変わらず
目でしか返事しないお巡り2人・・・
ハイ!きました!!限界です。
「私の親父の従兄弟がノンキャリですがお隣県警にいますので、今日の事を話してみます
わ~」
という私の言葉に、明らかに2人揃って座ったまま「こいつ何言ってんの?」的一瞥を頂きました。
ハイハイ!県警が違えば会社が違う事は重々承知しています。
しかし、管内府県警察の監察・業務指導、表彰、広域捜査の調整、大規模災害への対応、
警察通信事務をおこなう組織である、「管区警察局」はお隣県警と同じです。
そして、太字部分は性格の悪い私が故意につけてしゃべった事です。
「ああ、お隣県警でも、階級は警視長なので、警察庁の地方警務官です~」
因みに、ノンキャリの警察官で警視長というのは、とんでもない事で、
ノンキャリは警視監に昇進することは絶対にないので、これが最高位です。
しかも、お隣県警は小規模県警なので、この階級は県警本部長と同じ
2人の顔色が瞬く間に変わりましたが、巡査部長は素人が見てもキョドっています。
無視して車に乗りこみ、エンジンをかけると、頼んでもいないのに、ワザワザ箱から出てきて、まるで上の写真のように狭くて回頭が出来ない交番の駐車場から、市道の一般通行
車両が上流の信号で切れるタイミングを見てバックで出なければならない私のために後続
車を止めて、入るスペースを作ってくれたうえ、サイドミラーで後ろを見ると、なんだか
頭を下げてお見送りしてくれていました。
オシイ!飛行機の出発みたいに2人並んで手を振ってくれれば合格だったのに!
まあ、「何様?」という不愉快な思いはお互い様と言う事で勘弁!
帰宅後30分ほどして、たまたま窓から見た外の風景に、バイクに乗ってお向かいの家
まで遺失物を届けにきた巡査部長さんの姿が映りました。
玄関の明かりで逆光の中、なぜ巡査部長の方だと分かったといいますと、2人の警察官は
明らかに対照的な体型をしていたからです。
どちらがどうだったかは、どうでも良い話なので書きません。
こーゆー些細なことも含めて、警察官の信用は何とかならないものでしょうか?
こんな事を繰り返していると、本来協力するべき市民から、必要な協力を得られなく
なり、事件解決が難しくなります。
もちろん、市民は自分たちの身の安全のために、一刻も早く被疑者は身柄を確保され、
交通事故は起きてほしくないのですが、所詮みなさんどなたもエゴがあります。
気に入らないものには協力しません。
刑事ドラマでよく聞く台詞です。
長文、失礼しました。
あ~最後に一つ
冷静になって考えると、拾得場所からだと、最短コースを走行すれば、問題の交番
よりも、本署の方が走行距離にして100mほど近かったです。
でも、自宅からだと逆に交番の方が100m近いんですよ・・・
今は交番のお巡りさんも変わっているだろうし、大丈夫だと思うけど、もし同じ様な
事をやるお巡りさんだったら、中身チェック始めようが、書類作成始めようが、
そのまま拾得物返してもらって、本署の地域課に届け直しますわ!
※写真と本文は関係ありません。(笑)
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