それ、おかしいやろ? 一言物申すブログ

一言物申したいことに一言物申すブログです。

恐かった・・・

昨日の夕方16時半ごろ、福岡市は強烈な夕立に見舞われました。
短時間にかなりの量の雨が降り、「少し涼しくなるな?」と期待していたら、
雨が上がった後は速攻で晴れ!


はい!一気に湿度が上がります。


その頃、福岡空港では誘導路と滑走路の間に落雷があって、アスファルトに
穴が空いたので補修のために1時間半ほど閉鎖されたそうです。
その間、着陸予定の飛行機は行き先変更等で、他の空港へdivertして
いました。


いやいや、大分とか長崎とか、九州内の空港ならまだ良いけど、Alternate松山
の便って気の毒すぎて・・・その後どうしたら良いのよ?


北九州とか佐賀とか、空いてる空港は他にあるじゃん!


過去に、空港で恐い思いをした事があった。


まだ羽田空港が旧ターミナルビルや滑走路を使っていたころの話、ある土曜日は
朝から天気が良くて暑つく、当時住んでいた寮から駅までの徒歩15分ほどの間に
途中のスーパーマーケットに立ち寄ってクールダウンしなければ耐えられないほど
でした。


飛行機大好きな私は、当時、暇があれば羽田に行って写真を撮っていました。
その日も暑い中羽田空港に行き写真を撮った後、空港内のゲームセンターにある
ベンチで少年ジャンプを読んでいました。



ふと気がつくと、周囲が暗い・・・物凄く暗い・・・
「え!もうそんな時間?」と思って時計を見ると、まだ15時過ぎ・・・
なのに窓の外は真っ暗!


程なくして雨が落ちてきて、雷がなり始めましたが、あっという間に豪雨に
変わり、無数の落雷が・・・


目の前で「パチッ!」と音がして、何か弾けたと思ったら、目の前の避雷針に
「ドーン!」雨の音も急に大きくなったので、よく見てみると、1cm~3cm
くらいの雹が無数に降っていて、B滑走路に出ていたB747は、その先の
落雷に向かって離陸していきますが、直ぐにモヤの向こうで見えなくなって
しまいます。


降っている雨の状況を見ると、かなり強風が吹いているのも分りました。


館内では「危険ですから外に出ないで下さい」のアナウンスが繰り返されて
いました。
1階に降りて、バス・タクシー乗り場を見ると、路面は既に水深10cmほどの
川になっていました。


それから1時間弱、何もできずに空港ビルの中でジッとしていましたが、そんな
雨は上がるのもあっという間です。


雨が上がってモヤが晴れると、1時間ほど前に落雷に向かって滑走路を進んで
行ったB747が帰って来ていて、目の前にいました。
離陸中止したんでしょう。


ローカル線ターミナル1回のみやげ物売り場は、天井が破れてそこから滝の
様な雨水が数箇所から・・・
もちろん商品は全部ダメです。


バス乗り場の水が引くまで待って帰りましたが、その頃には真夏の空に戻って
いました。


寮の部屋に帰ってテレビをつけると、ニュースで羽田の模様を報道していましたが、
当時は空港の沖合い展開工事の真っ最中で、この短時間の大荒れの天候で、作業員
の方が1名、亡くなられていました。
強風に煽られて転落したそうです。


現在の羽田空港を利用するたびに、その出来事を思いだします。
考えてみれば、あれが首都圏のゲリラ豪雨の最初だったかも知れません。



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