ここが違う!JALとANA
先日、JALの羽田発福岡行き最終、335便が欠航しました。
来月、東京へ行き、その福岡への帰りの便をどうするか?考えて訊いてみる事にしま
した。
前提:羽田19:45発 福岡行 JAL335便 または ANA273便に搭乗する。
JAL335便は21:45着、ANA273便は21:50着が定刻で、福岡空港の運用時刻は
22:00まで。
質問1:この便が15分(ANAは10分)以上遅れて出発することになった時点で、即欠航
ですか?
JAL回答:今月は、欠航した日以外の便は全て正常運行しています。
ANA回答:着陸が遅れる可能性がある場合は、事前に引き返す可能性や、他の空港へ
向かう可能性をお客様にご案内します。また出発後の風の影響などで遅れ
そうな場合、飛行中に福岡空港と調整します。
質問2:搭乗時間になっても現れない客がいた場合はどの様に対応しますか?
JAL回答:時間ギリギリまでお呼び出しして、いらっしゃらなければ空席で出発します。
ANA回答:搭乗口へは10分前までにお越し頂くことになっていますので、それまでに
お越しください。定刻までに搭乗出来ない時は、お乗せしないまま出発いた
します。
質問3:質問2の客が、カウンターで手荷物を預けていたらどうしますか?
JAL回答:止むを得ないのでそのまま出発し、翌日の便で荷物を羽田に戻します。
ANA回答:10分前までに搭乗ゲートに来られていなければ、その時点で荷物をコンテナ
から下ろす手配をします。荷物を下ろした後に搭乗口に来られた場合は、
状況を見て再度搭載しますが、残り時間が僅かであれば、そのお客様の搭乗
をお断りする場合もあります。
※手荷物を預けた乗客が搭乗しない場合、その便は当該乗客の預けた手荷物を必ず
下ろさなくては出発できない。(爆弾を仕掛けた荷物を預けた可能性がある)
質問4:当該便に使用する機材が、前便からの到着遅れで出発が30分遅れる場合は、
必ず欠航になりますか?
JAL回答:出来るだけ機材繰りなどで欠航が無いように調整します。
ANA回答:機材繰りで欠航を避ける努力はしますが、やむを得ない場合は早めに
欠航のお手続きをさせて頂きます。
質問5:フレックストラベラー制度は、JALからANA(またはANAからJAL)の便への
振り替えでも有効ですか?
JAL回答:調べて後日回答します。
ANA回答:当社の後続の便への変更のみ有効です。
※自分が予約を持っている便がオーバーブッキングの場合、後続の便に変更することで
現金もしくはマイルの謝礼を受け取る制度、当日の便なら1万円または7,500マイル、
翌日以降の便なら2万円または15,000マイルと、ホテル代及び空港~ホテル間の往復
交通費が支払われる。事前の登録が必用
これを見ても、未だにJALがいかにダメダメなのか
理解できますね?
因みにANAは273便の後に、スターフライヤーとの共同運航便で20:00羽田発、21:55
福岡着の3855便を最終便として綱渡り運行していますが、こちらも欠航や羽田へのATB、
佐賀空港や北九州空港へのダイバートは無いそうです。
しかし、やはり最終便を利用する時間的リスクは、他の便より大きいことを乗客も
承知しておく必要があります。今回のJALの不始末は論外ですが、遅延や欠航が
全て航空会社の責任ではありません。
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