「Kyushu Expressway Pass」というのをご存知でしょうか？日本に住む日本人の
方には全く縁がありません。これは、インバウンド誘致策の一つとして、NEXCO
西日本が管理する九州内の高速道路・自動車専用道路（沖縄道・関門橋・関門トン
ネルを除く）を貸与したETCカードによって、特定の期間を使い放題にするもので、
連続する最大2日間3,500円～連続する最大10日間11,500円まで、1日増える度に
1,000円ずつ高い料金が設定されています。

そして今、この制度が大問題に！制度利用は外国人観光客が、指定された大手レン
タカー会社から車を借りる事が条件ですが、そこで車を返す時に揉めて、高速料金
の一部を支払わず、時には激高して帰る外国人観光客が要るとのこと。高速料金は
日数分払っているはずなのになぜ「一部」が発生し、それを不払いにされるのか？

九州には福岡県内に福岡北九州道路公社が運営している「福岡都市高速道路」と、
「北九州都市高速道路」があります。が、この２つの道路は「Kyushu Expressway
Pass」の対象外、なので、この２つの都市高速道路をETCカードで利用すると、車
を返却する際に高速料金の「一部」実費負担が発生するのです。

出発前の手続きにあたり、説明用のパンフレットは渡しているそうですが、そこは
日本人とは違う外国人のいい加減さ・・・全部読んで理解する訳ではありません。
しかも驚いた事に、不払いされた高速料金は、NEXCOではなくレンタカー会社が
泣く泣く負担しているとの事・・・

自分たちの不備を民間企業に押し付ける！さすがにNEXCOも元お役所「日本道路
公団」で、体質はそのままです。もちろん、レンタカー会社も毅然とした対応が
必要です。肝心な部分は車を貸す前に説明し、サインを貰う。支払いを拒否され
たら、サインがあることを根拠に強気に支払いを求める！それでも拒否されたら、
迷わず警察へ通報する！当然のことです。

不良外国人に地元をウロウロされたくありません。

昨今、外国人が運転するレンタカーによる交通事故が急激に増えている事を鑑みる
と、外国からの観光客が増えている事を手放しで喜んでばかりはいられません。
特に中国人はフィリピン等の第３国で不正に取得された国際免許を持ってレンタカ
ーを利用するケースが多く、善良な日本国民まで事故に巻き込まれる可能性が高く
なっています。

高齢者の運転で道路上の危険性が増しているのに、この上更に外国人運転手が・・・

また、最近では爆買いやホテル内でのマナー違反でたくさんの日本人が迷惑を被って
います。もうインバウンドが増えたことだけを喜んでいて良い時期は過ぎました。
日本国民の安全と生活を守る施策が必要です。安全面では車の左側通行と右ハンドル
に慣れさせる手段の策定、道路標識を理解させる事、生活面では、要した費用の支払
いと、マナー向上！これ、最低限の事です。