台風25号は大型で強い勢力を持ち、日本列島は「危険半径」に入っていたにも
関わらず、今のところ大きな被害者は出ていないようだが、温帯低気圧になった
現在も、北海道方面へ向けて進行中であり、注意が必要だ。

ところで、選手末に日本に襲来した台風24号で、兵庫県芦屋市は希望する住民に
浸水対策の土のう約９３００袋を無償配布した。
ところが、通過した後になって、市への「回収してもらえないのか？」との問い合
せが相次いでいるらしい。

何じゃそれは？
土嚢がどの様な常態で配布されたか不明だが、これで助かった住民がいたはずだ。
「ありがとうございました」をお礼を述べて、処理を相談するのが筋ではないか？

土嚢は中身を詰めて、1つあたり25kg～30kgの重量があるものを、多くの市民が
車で取りに来たらしい。
それを、台風が過ぎ去ったら・・・

処理について相談するのは構わない。
中身の土はこちらで使い、袋は廃棄しても良いですか？などと問い合わせをすれば、
先ず、台風シーズンはそのまま保管して欲しい等の、市の要望も伝える事ができる。

ただ、「回収してもらえないのか？」と市に問い合わせると・・・
「あなた方が返却に来るのが当然ですよ！」私はこう答えたい。

「回収しません」と答えると、土嚢を受け取った人たちはどの様に処理するの？
この問い合わせ自体に、感謝の気持ちが込められていない、金持ちの傲慢の臭い
がプンプンするが、今の日本人の多くがこうなりつつあるんだろうな？

結局、11月に「返却日」を設けて回収することにしたらしいが、市が軽トラ
なんかで巡回することなく、配布を受けた市民が決められた場所へ返却に来て
欲しい。
まして、ゴミとして不法投棄する事は止めて欲しい。