それ、おかしいやろ? 一言物申すブログ

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自国民を騙すのが政府なのか?

昨夜、テレビ朝日の「世界の村で発見!こんなところに日本人」の3時間SPを
観ていた。


その中で、新潟県から南米パラグアイに移民し、現在は広大な農園を経営し、成功
されいるものの、移住してきた当時の並々ならぬ苦労を明るく語るおじいさんが
いた。



新潟県庁で、青空の下で農作物を育てる画像の移民募集ポスターを見て、貧しさから
脱するために家族で移住したそうだ。
しかし、移民のお約束・・・


広大で肥沃な土地等無く、原始林に覆われた未開の土地に案内され、「ここが貴方たち
の入植地」と言われたそうだ。
それから家族や他の移民の方たちと協力し、原始林を切り開いて木の根を掘り起こす、
開墾からスタートしたとの話だった。


そして、現在に到るまで家に強盗が入ること3回!ドアを開けた瞬間に頭に銃を突き
つけられ、家族全員でトイレに閉じ込められた事もあったそうだ。


日本からは南米を始め、多くの国に政府が主導して移民として送り出した経緯がある。
元ヤクルトスワローズの岡林投手も、パラグアイへの移民の一人だ。
しかし、ブラジルにしてもどこにしても、当時の日本政府は移住先をまるでパラダイス
のように宣伝している。


多くの移民の皆さんは、到着時の第一印象が「話が違う」だと語っている。
もっと素直に言えば、「騙された!」だろう?
手つかずの山林に連れて行かれ、小屋を建てる事から始めて、木の伐採、根っこの
撤去、大きな石の運搬などで重労働の毎日だったと・・・


現地の人から迫害を受けたこともあるだろう。
日本にはいない害虫や病気、強盗等にも悩まされていただろう。


もう一歩踏込めば、北朝鮮への帰国事業も酷いものだ。
日本政府は、まるで北朝鮮政府と結託したかのように、日本人まで騙していた。
その後の帰国者や日本人妻の皆さんがどんな目にあっているのか、皆さんご承知の
とおりである。


国営諫早湾干拓事業も、結果として農民・漁民のどちらも騙す事となっただけでなく、
無関係の国民にまで制裁金や基金の設立等で大きな負担として丸投げすることに
なる。


昔から幕府や政府というのは民衆から搾取し、自分たちに都合の良い国にする
ために動いているのか?
それが現代でもなんら変わっていないのではないか?



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