それ、おかしいやろ? 一言物申すブログ

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こんな時に必ず出る話

大阪府高槻市立寿栄小学校のブロック塀倒壊による児童死亡事故
こんな事があるとどこでも必ず出る話・・・


福島第一原発の津波対策と同じ


「〇年前に言っていた」



件の小学校は、問題の塀が危険であることを3年前に外部の人から
指摘されていた。
そこで、市教育委員会に報告し、市教育委員会は調査の結果、
「安全である」と学校に伝えていたと言う、例によって後から発覚
する「新たな事実」


今更ながら、3年前の調査結果は誤りだった。
どんな技術力を保有しているどんな立場の人間が、どんな方法で
点検し、なぜ安全だと判断したのか?


ハッキリ言って、教育委員会に土木・建築専門の技術者がいたのか?
別に塀をハンマーで叩かなくても、高さが制限を越えている事、
控え壁が無い事は、点検を受けもつ立場の人間なら一目瞭然じゃないの?
無資格者が点検実施して、その結果をどんな方法で学校に伝えたか
不明だが、文書か?口頭か?


役所にはそれなりに「技術職」は在籍している。
しかし、その技術職に設備を設計する能力はない。
役人が言う「設計」とは、予算を算出することで、その場に必要な機能・性能を
満足するように適切な機械・電機・土木・建築等の設備を選定・設置するための
技術的な検討をし、計画を立てる作業ではない。
あるとすればチョッとした修理くらいの能力だろう。
それも素人なので限界がある。
さらに、定期の人事異動で、専門分野ではない部署に配置される職員も
いるだろう。


設計は設計コンサルタントに業務委託して、さらにそこから適当なメーカに
裏丸投げされたり、相談が行く。


そんな技術力が無い教育委員会の人間に、いったい何を望んだのか?
なぜそのいい加減な調査結果を鵜呑みにしたのか?
当時の報告には、当該塀が安全であることを示す技術資料でも添付されて
いたのか?
ハッキリさせなければならない。


そして、国土交通省!
一般家庭の塀も点検するように各自治体に指示?
おせーよ!