日大を目指している高校生へ
来年大学受験を控え、日大を目指している高校生の皆さんへ
悪いことは言わない、志望校を変更する事をおすすめする。
昨日の日大アメフト部反則タックル事件の加害者とされる学生の記者会見では、
日大のこれだけのウソが暴かれた。
●「潰せ」という言葉は日大アメフト部ではよく使う言葉で、「最初から全力で当たれ」
という意味
→ では、今回に限り、相手選手がボールを離してから2秒以上経過した後の無防備
な状態の時にタックルに入った理由は何か?
日大の言うとおりなら、毎回同じ事態が発生するか、もっと早く問題化して
監督は辞任しているはずである。
まして、加害生徒は3年生であり、日本代表になるほどの豊富な経験を積んで
いる。
「よく使う言葉」なら、その意味を充分理解しているはずだ。
●加害学生は、試合開始前に「リードしないでQBに突っ込みますよ」と監督、コーチ
に確認し、言われた監督・コーチは承知、いや後押ししている。
→ 日大は加害学生に「1プレイ目で潰せ」と指示していることから、正規のプレイ
への参加は目的とせず、相手QBを潰す事だけを目的に彼をスタメン起用し、
その後退場になることを想定していた。
3度の反則までフィールド内に残れた事は、審判の判断ミスも重なってラッキー
だった。
また、加害生徒は正常なプレイではない事を承知していたからこそ、事前に
確認するという行為を行っている。
●前監督は試合後のハドルの時に「周りに聞かれたら俺がやらせたんだと言え」と
発言している。
→ 正常なプレイであれば、特に「周りから聞かれる」事はない。
従って学生にこんな指示を出す必要がない。
前監督も異常だと分かっているから、周りから何らかのリアクションがある
ことは想定していた事になる。
●前監督の「相手のQBが秋まで出場できなければ得をする」
→ 相手QBが秋のシーズン終了まで出られないほどの怪我を負えば、日大が
得をするという意味。
つまり、治療にそれだけの期間を要する重篤な怪我を相手QBに負わせる事が
目的だった。
●監督・コーチ陣の指示と、選手の受け取り方に乖離があった。
→ 乖離があった時こそ、1プレイ目の悪質タックルの直後に当該選手を呼び、
交代させて厳しく注意するべきだ。
監督の指示を理解できずに、相手選手に怪我をさせるような悪質な反則をする
選手を、出場させ続けることは指導者として有り得ない。
これは乖離ではなく、監督・コーチの指示通りのプレイをした事を示している。
その他にも、「対抗戦が無くなっても構わない」など、5月6日の試合には明らかに
異常と思われる発言が多々見られた。
これがいつもの試合ではない事は明白だった。
日大アメフト部前監督は、アメフト部監督は辞任したものの、日大人事担当常務理事
は辞任するつもりはない。
また、人事権を握ってるため、周囲の職員も何も言えない状態だそうだ。
更に、理事長からの信頼も厚いらしい。
こんな異常な人間を信頼している理事長も、おかしな人間であることは明白!
そんな大学で教育を受けたら、就職の際に異常な教育を受けた学生だという扱いで
不利になる。
また、学校幹部の指示を精神的に追い詰められて実行したとしても、学校はその学生
を守るような組織ではない事は理解できたと思う。
そして、事件後2週間以上経っても、その態度は日本中から批判を浴びたままである。
スポーツ庁より苦言を呈されているが、文科省より教育体制について調査が入っても
おかしくない大学である。
悪いことは言わない、日大に入学することはあなた方のためにならない。
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