それ、おかしいやろ? 一言物申すブログ

一言物申したいことに一言物申すブログです。

過労死レベル超え

某省庁のお役人様がインタビューを受けていた。
月の残業時間が130時間にものぼり、命の危険を感じている上に、残業手当も
支払われていないとのことだ。


その理由は、国会の運営にあるとしている。



国会の質問に対する答弁は、質問者が事前に提出する「質問趣意書」に沿って、
答弁する本人ではなく担当の省庁が作成する。
ハッキリ言えば、文書のやり取りだけで国会運営は可能と言うことになるが、
それを委員会では口頭での質問と答弁に置き換えるだけ・・・
たまに趣意書による事前通告に無い質問をすると、「通告にございませんので・・・」
という答弁にならない答弁となる。


要するに大臣なんか誰でもよい!国を動かしているのは官僚なのだと思いあがらせる
要因がここにはあり、また、官僚の出世の鍵を握るのは政府なので、キャリア官僚は
必死で虚偽答弁をし、決済文書を改ざんしてまで政府を守ろうとする。
それに命じられて必死に作業をするノンキャリが嘆くのも当然だが、その時間、政治家
たちは何をやっているのだろう?


もちろんこれはこれは国会に限った事ではなく、地方議会でも同じ事が起きている事は
容易に想像できる。


地方議会開催期間中に、会社帰りの一杯飲んだ帰りに県庁や市役所、町役場の庁舎を
見ると、夜中の12時過ぎまでたくさんの窓に明かりが点っているのは当たり前のように
見る光景だ。


ちょっと横道に逸れたが、真っ先に国民の手本となって働き方改革を実行しなければ
ならない省庁が、こんな人権無視の長時間残業を強いているという事実がある。


これを改善するのは意外と単純だと思う。


野党は、各党が持ち時間を無駄にする事が無いように重複した質問を避け、効果的
な多くの質問が出来るように調整すること。
各党は審議拒否などを申し合わせて足並みを揃える事ができるので、質問の調整も
できるはずだ。


政府は、野党が同じ質問を繰り返しする必要が無いように、
 ・明確に事実関係を嘘偽り無く答弁する事
 ・政府に非がある部分は素直に陳謝し、訂正すること
 ・大臣にはその分野の素人を就任させないこと
 ・野党の求めや国民感情に従い、必要な証人喚問には素直に応じること


また、担当大臣に代わって答弁する官僚も、政府を庇うための虚偽答弁を禁止し、
事実をありのままに答弁することは当然であり、虚偽答弁を禁止する法律を成立
させる必要さえ感じている。
森・加計問題のように、後でバレると懲役刑等の厳罰が必要なほど重大な事だ。



保険コネクト

こむらくだ

コレステ生活