川崎重工が不正な製造をしていたと見られる新幹線の台車問題で、昨年の
重大インシデント以降、臨時停止が急増しているという。

これまで多少の異音程度では停止させていなかったものを、世間様からの
批判を受けて停止させることにしたのも、臨時停止案件が増えた原因かも
しれないが、川崎重工製の台車が原因かも知れない。

我々が鉄道の運行を妨害した場合、故意だろうが過失だろうが、鉄道会社
から莫大な賠償金が請求されるという。

認知症の高齢者が、家族が目を離した隙に外出して、鉄道に跳ねられて
亡くなった事故で、家族の賠償責任の有無が問われた裁判があったように、
請求は容赦なくされるらしい。

では、新幹線の台車に不具合があって、それが原因で速度を落とし、または
予定外の駅で停車して床下点検を行った場合、JRは川崎重工に賠償金を
請求するのだろうか？

やった事はホームから飛び込んだり、置石をしたりの列車妨害と同じだ。
しかも、その列車の乗客は、降車駅までの到着が２時間以上遅延しなければ、
特急料金の払い戻しすら受けられないのに、JRは数十分の遅延でも、列車
妨害なら賠償を求める。

いいんだよ！求めても！
それを受け取ったら、最終的に迷惑を被った乗客に、遅延のお詫びとその
先の旅程での代替交通機関の費用に充ててもらうために払えば！

しかし、川崎重工も設計どおりの台車は無償で納めなければならないわ、
列車が遅れた時の賠償はしなければならないわじゃ大変だ！
これは夏のボーナス危ないな！

全く無関係な部署で働いている人がたくさんいるだろうに・・・

それにこれって、社長や担当常務が報酬を返上したり、昇進を取りやめたり
で済む問題かい？