それ、おかしいやろ? 一言物申すブログ

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やっぱり東電と国か・・・

東日本大震災による津波で破壊され、多くの住民に未だに多大な迷惑を
掛け続けている東京電力福島第一原発について、震災発生から7年を
迎えようとしている今、新たな事実が明らかになった。



当時の経営者は、津波の規模は予測できなかったとして、強制起訴
されている事実に対して真っ向から争う姿勢を貫いているがとんでもない!


東電は震災の9年前、2002年に当時の原子力安全・保安院から、
津波発生のシミュレーションを行うように指摘を受け、これを拒否していた。
理由は時間と費用がかかる事と、地震発生の根拠がないこと・・・
そして安全・保安院はシミュレーションの見送りを了承していた。


それでも、2008年にシミューレーションを行った結果、想定される津波の高
さは最大で15.7m!


これのどこが「想定外」なのか?充分想定していただろう?


費用と時間がかかる?
東電をはじめ、全国の電力会社社員の給与は、平均よりいくら高いんだよ?
役職者や経営者はどれだけ高給盗ってたんだよ?
全国の企業に比べて福利厚生がどれだけ充実してんだよ?


そして国!シミュレーションの見送りを了承ってなんだよ?
シミュレーションを行わなければ原発停止が当然だろう?


東電の旧経営陣の裁判では、地震や津波が想定できなかったとか、対策の
時間がなかったとか争われているようだが、2002年に直ぐにシミュレーション
を行い、その結果に対応する対策として防潮堤の建設などをおこなっていれば、
こんな事にはなっていない。
震災発生までに防潮堤建設は間に合った可能性が高い。


今、予想されている地震発生も、根拠がないのではなく、予想が難しいだけだ
しかし、東日本大震災のように、危機管理が必要だと言われ始めて10年近く
たって発生する地震がある。
反対に30年経っても発生しないかも知れない。


もし、今後政府が個人での備えをしておくよう、法律や政令を定めた後に
巨大地震が発生した時、3日分の食料や飲料水を持っている人は、備えていな
かった人を助けないかも知れない。


自分の怠慢が多くの周囲の人に迷惑をかけないよう、備えはしっかりしたい。



ディフィンドフューチャー