農水省所管の官民ファンド「農林漁業成長産業化支援機構（A―FIVE）」の今年3月まで
の累積損失が92億円にも上るそうだ。2013年の開業以降、投資先の破たんなどで損失が
膨れ上がっていた。この官民ファンド、本来はそれぞれの産業分野で新商品の開発や販
売促進、海外進出を促すために出資し、その中から利益を享受して国民に還元する筈。

ハイリスク、ハイリターンのため、「専門家」と言われる人物が役員として登用されて
いると言うが、外郭団体と同じく官僚の天下り先となっているのが現状だ。しかも、
全14団体の内12団体が、2012年の第2次安倍内閣後に発足または改組されて現在に至
っている。

そして、A-FIVEの巨額の累積赤字の大きな一因となった、経営破たんした企業、この
「食の劇団」の役員をA-FIVEの役員が兼任していた・・・この役員は6月末にA-FIVEの
役員を退任するが、退職慰労金1,400万円が満額支給されるそうだ。オイオイ！何だそれ？完全に狂ってるだろ？

A-FIVEは国が300億円、民間企業が19億円を出資しているが、元々300億円も国民の税金
なのだ。それを溶かしておいて、自分は退職慰労金？しかも最大でも6年しか勤めていないのに、その金額が1,400万円？どれだけ高級盗ってたんだよ？しかも、経営破たんした
企業からも報酬を受け取っていたんだろう？

民間企業に勤めている人は、数十年一所懸命働いてやっとそれくらいの退職金なんだよ！
加えてこんな奴らはいくつ目の天下りだ？この先どこの団体に行くんだ？お前らは退職
後に2,000万円どころか、いくらの資産があるんだ？

日本は徳川幕府が大政奉還し明治の世になった頃、また、その後の政治家や官吏を偉大な
人物として奉る風習がある。実際にその通りだったかも知れない。では、いつの、誰の政
権の時から、こんな政治家や官僚に不当に都合の良い世の中になってしまったのか？しか
も、それが現在の安倍総理の手によって更に酷さが増しているではないか？

厚生年金でさえ、組合が解散したり、個人で責任を負う「確定拠出年金」に切り替わって
いる中、こんな無責任な奴らが多額の退職慰労金を受け取るこの制度は何だ？こいつら
年金を受け取らなくても、老後の生活費は十分！地獄まで持って行けるじゃないか！

この夏の参議院銀選挙、本当に考えて考えて、必ず投票に行こう！

夏休みのご予定はお決まりでしょうか？まだの方、是非お勧めの旅行先があります。
熊本県山鹿市！毎年8月15日～16日は、山鹿灯篭祭りが開催されます。木材を一切
使用せず、紙と糊だけで作られた神社仏閣などの灯篭師の技を、大宮神社に奉納し
ます。抽選で前年に奉納された作品が当たり、持って帰る事も出来ます。

夜は「金灯篭」を頭に載せた女性が踊る千人踊りを楽しみましょう。
男の祭りである博多祇園山笠とは正反対の優雅な動きと光の融合は、本当に感動的
で、女性であればだれでも次回は参加したくなるでしょう。

【公式】2018山鹿灯籠まつり

山鹿市は良質の温泉地でもあり、酒処でもあります。また、少し足を伸ばせば菊池
渓谷や阿蘇などの観光地にも行くことが出来ます。もう事件や事故で心が荒んでし
まった自分も、また癒されに行きたい場所であり、お祭りです。九州在住の私が
絶対の自信を持ってお勧めできる、この夏の旅行先です。

昨日、札幌市で２歳の女の子が虐待死した事件について書かせて頂いた。親になる適性
が無い人間が親になってしまう事にはやはり問題があると思う。今回の事件では両親共
実の親ではなく、被疑者の男の方は母親と交際している他人だった。過去の類似の事件
でも、この様な家庭環境であった例は多いが、問題はそこではない。

子供がいても、他人が知れない理由で離婚する夫婦もあれば、不幸なことに死別してし
まうこともあり、その後の再婚も阻害されるべきではない。しかし、今回の被疑者２名
は畜生以下の人間となってしまった。この様な言い方は犬や猫にさえ申し訳ない。自然
会の動物は、卵や子供が天敵に襲われると、親は命をかけて戦うのに・・・

親を亡くした子猫を、犬が育てたりするのに・・・被疑者の男は交際中の女性の子供を
虐待し、実の母親はそれから守らなかったのだ。これは親としての適性というより、生
き物としての適性を欠いているのではないか？卵を産む生物の中で下等とされる魚類で
さえ、産卵には安全な場所を選び、それをしない種は驚くほど大量に産卵する。

自分の子孫を守ることは、生き物にとって本能ともいえる行為の筈だ。病気で苦しむ姿
を見ると、代わってやりたいとさえ思う。しかし、今回の被疑者２名は、生き物のもう
一つの本能である快楽を求める方を優先してしまったのではないか？もし、被疑者２人
がその結果として新たな命を授かってしまったらと思うと、違った感覚でゾッとする。

新たな命の誕生は、快楽の副産物ではない！
女性は出産に命を懸けている。

今夜は少し風が出て、今にも雨が降りそうな週末の夜です。
こんな夜は少しお洒落な店で飲みたいのですが、今夜も焼酎を家飲みでした。

飛行機が飛んでいるビデオを観ながらブランデーを飲んでいた私はどこへ
行ったのでしょうか？（笑）

やしきたかじん　JAZZ PIANO　高音質

東京都目黒区、千葉県野田市など、児童相談所が世間から批判を浴びる子供の虐待死
事件が相次いでおり、その度に児童相談所の職員はマスコミの前で頭を下げ、再発防
止を訴えてきたが、今度は札幌市児童相談所だ。しかも今回は警察官まで踏み込んで
いるにも関わらず、また子供の虐待死を防ぐことが出来なかった。

また「私たちの認識の甘さ・・・」「今後この様な事が無い様に再発防止に・・・」
児童相談所と言う役所は、無能な役人の溜まり場か？近所の人ですら虐待の可能性を
危惧していたのに、児童保護のプロたる児相職員がバカを言うな！加えて警察官！
不審な痣を認めたのに、母親が虐待を否定したので帰った？

犯罪者を追い詰めても、本人が認めなければスゴスゴ帰るのか？今回の事件は、また
児相や警察が何らかの責任を取れば済む問題ではない。だいたい、ここまで来るまで
に何人の幼い子供の命が犠牲になっている？目黒の事件からやっと動き出したと思っ
ていたのに、野田市で繰り返され、さらに札幌って・・・これも氷山の一角だろう。

非正規労働者の増加、労働分配率の低下などに起因する晩婚化、少子化が問題ではあ
るが、子供を作るためには親の適性検査を行い、それに関連する対策も必要か？旧優
生保護法に基づいた、誤った避妊手術の強制が問題になっているが、親になる適性が
ない人物への避妊手術など、人権に踏み込んだ施策まで考えなければならないのか？

このままではせっかくこの世に生を受けたのに、短く辛い人生を送り、苦しんで亡く
なる子供と、犯罪者と、無能な役人が増えるばかりではないか？高齢者の運転免許更
新でさえ、法的拘束力を持つ適性検査があるのは、車は人を殺したり怪我させる凶器
になるからだが、親になる適性がない人間がなった親は、自ら血の繋がった人を殺す。