２０１３年に麻生太郎が、「国内の水道事業を民営化する」と宣言したことに因んで、
水道法改正案が参議院を通過して成立する。これは、国営ではない、公営の水道事業を
民営化しやすくするためのもの（と言っているだけ）で、国民の命である水を外資に
売り飛ばすためのものだ。

現に、数箇所の自治体では検診や料金徴収に、フランスの水メジャーが入り込んでおり、
今後は全体的な運営にまで侵入してくる。水道事業は公営だったからこそ、大きな利益
を得られず、赤字の自治体でも税金で補填されて、住民が安全な水を安い料金で使用す
ることができたが、民間企業、しかも外資がそんな事を許すだろうか？

過去、世界中で水道事業を民営化した都市はたくさんあるが、急激な水道料金の値上が
りや、コレラが発生するまでの水質の悪化等を受けて、巨額の費用を投じて再公営化し
た都市ばかりだ、逆に民営化が上手く行った都市など聞いた事がない。そんな反面教師
がたくさんいるのに、安倍政権は水道事業の民営化を通してしまった。

水道事業の民営化に失敗して、再公営化した都市は3都市だという、捏造データまで
添えて・・・
【水と共生（とも）に】水道事業の再公営化　世界で加速 - SankeiBiz（サンケイビズ）

この裏にいるのは、日本の悪党「竹中平蔵」である。奴は、安倍晋三が「愛国者」と賞
賛しているが、国民の命の水を外資に売り飛ばす奴と、それを賞賛する奴は売国奴だろ
う？そして、既に一部の自治体の水道業務に入り込んでいる、フランスの水メジャー・ヴェオリア社の社員が内閣府の担当部署にいる事も分かっている。

水道事業の民営化、旗振り役は竹中平蔵氏　水道会社・ヴェオリア社の社員が内閣府の担当部署に | 情報速報ドットコム

そして、このヴェオリア社の幹部が、麻生太郎の東大卒の娘の婿殿だ！もう何をか言わん
やの利権・利権、また利権！

今まで国民との約束どおりに使われていなかった消費税の使い途を変えるからという理由
で解散総選挙を実施するなら、水道事業民営化はマスコミさえも大々的に報じる事がない
まま、国民を欺くように法案を成立させたのか？それと入管法改正を公約に選挙をやって
いたら、自民党が大敗していたからだろう？

来年夏の参議院選挙は必ず投票に行き、自分や家族の命と生活を守る1票を投じなければ
ならない。だいたい、インターネットを介してブログやツイッター、インスタグラム等の
ＳＮＳを利用しているのは、50代以下の若い世代が多く、こんな情報が入って来る機会
が多いのに投票に行かないから、情報が少ない高齢者の票で国がおかしくなっている。

もう、安倍政権下の自民党は、今の高齢者が知っている昔の自民党ではない！政治と金の
問題は昔から変わらないが、今より国の事を憂い、総理にも異を唱える議員もいた。大物
同士で国民にも見える権力争いも政策論争もしていた。しかし、現在の与党議員はどう
だ？面倒な質問を受ける？国会での審議が面倒くさければ、議員を辞めろ！安倍晋三