それ、おかしいやろ? 一言物申すブログ

一言物申したいことに一言物申すブログです。

先の事を考えたら?????だらけ

改正入管法の衆院強行採決や、相変わらず続くゴーン逮捕の話題と同列に騒がれている
貴乃花親方の離婚・・・いやいやそれチョッと置いておこうや!それより大事な問題が
あるでしょう?そう消費税率アップとそれに伴う低減税率等の低所得者対策・・・突然
キャッシュレス決済に限って5%分のポイント還元とか言い出すし、与党も混乱気味


そして、この部分だけ意見を異にする安倍と麻生、確かに地元の個人商店で魚や野菜を
買うときに、「カードで!」という人は見た事ない!が、逆にあの麻生太郎が何故そん
な事を知っていたのかが不思議だ。そして、そんなお店でポイント還元のサービスを受
ける為には、お店側も消費者側も導入しなければならないものがある。


お店側は、10%と低減税率の2種類の税率に対応する新型のレジ、そして、2種類のカー
ド読み取り機だ。なぜ2種類か?カードにはクレジットカードと交通系カードがあり、与
党は国会質疑の中で「カードとはクレジットカードだけではなく交通系もある」と明言
した。また、「デビットカード」というものあるので、そちらにも対応が必要だ。



そして、クレジットカードは、店舗が加盟を申請しても認められない事がある。結果、
「VISAは使えるがJCBは使えない」店舗が出てくる。下のカード会社が一応フルマーク
ではあるが、店舗によってはどれかのマークが欠けることになる場合もある。通販など
でカード決済しようと思ったら、自分のカードが使えなかったというのはよくある話だ。



いつもの商店街の魚屋さんと八百屋さんがカード加盟したものの、魚屋さんはVISAが、
八百屋さんはJCBが使えないという話は当然出てくる。一方の消費者も、低減税率とポ
イント還元のために作ったカードが、いつもおまけしてくれてた八百屋さんでは使え
ないとなると、どうする?他の店に行く?もう一枚カード作る?


そして、カードを導入せざるを得ない個人商店が最も嫌がること、カード会社の「手数
料」だ。消費税率上げ直後の経済底上げ策が終了したら、直ぐに契約を解除しなければ、
今後もカードで支払う客がいる度にお店が手数料を負担することになる。これは経営基
盤が弱い個人商店には非常に酷なことだ。


一方、消費者側も同じくポイント還元等の期間限定サービスが終了したら、今までのポ
イントをさっさと換金して解約しなければ、毎年恒例の「年会費」をカード会社に盗ら
れる事になる。そして、多くの方が懸念しているとおり、低所得者と言われる人ほど、
カードを作る際の審査に通りにくい!


また、田舎の過疎地に行けば大手の商店もなく、また交通系ICカードを使用できる
バス事業者なんかあるとは思えない。公営交通から切捨てられて、有志で運行している
コミュニティ交通まであるのに・・・消費税率アップまで残り10ヶ月で、これらの問題
が全てクリアになり、国民全員が「キャッシュレス」の恩恵を受ける事は無理だと思う。



魔女っ粉

柿渋石鹸

マネパカード