写真は、皆さんご存知の扇風機の羽根です。これは回転運動による遠心力によって、空
気に圧力を与えて送るものなので、送風機の一種であり、中でも最も圧力が低い「ファ
ン」に分類されます。送風機は圧力が低い方から、ファン→ブロワ→コンプレッサと名
称が変わります。そして扇風機の場合は、羽根が回転する中心にある軸方向と平行に空
気が流れるため、「軸流ファン」と言い、下の写真では羽根の向こうにある空気に圧力
を与え、羽根の手前に送る形になります。圧力が高いブロワの場合は、羽根の周辺に拡
散るようになるため、その周りをカタツムリの様に渦巻状のケースで覆い、空気の流れ
を一つの方向に導きます。そのファンやブロワの流体が空気から水になったものが「ポ
ンプ」です。

ファンもポンプも、送る事ができる流体の量は羽根の横幅「Ｗ」で決まり、流体に与え
る圧力の高低は羽根の高さ「Ｈ」で決まります。つまり、羽根の幅が広ければ大容量に、
直径が大きければ高圧力になり、ポンプの場合はその圧力を、水を上げる事のできる高
さを意味する「揚程（ようてい）」という言葉で表しますが、実際は配管と水の摩擦
や、途中のバルブや配管の曲がりなどのロスを計算して加えた数字を「全揚程」とし、
実際のポンプに求める圧力とします。やはり、ポンプも送風機と同様、全揚程が高い
ポンプは、水が流れる経路が渦巻き状になり、これを軸流ポンプに対して渦巻ポンプと
言います。そして、この羽根車を2段・3段と直列に並べる事によって、全揚程は2倍・
3倍になります。

何故、面白くもない事を書くのか？単なる前振りです。m(_ _)m

昨年、北朝鮮から流れ着いた木造船の乗員が、北海道の島で数日生活し、家電製品など
を盗んでいた事件が発覚し、北朝鮮に強制送還されました。その中の乗組員の一人が
胃潰瘍を患っており、その日本での治療費が６３１万円！北朝鮮からの支払いは無し！
日本のどこかが永遠に立替なければならない金額です。

しかも、今年は昨年以上の数と、大型の鋼船まで伴って日本のＥＥＺである大和堆で
刺し網を使った違法な方法でイカの大量捕獲をしています。このままでは日本の主権
のみではなく、日本漁船の安全が保証されないこと、また資源の枯渇に繋がることは
確実です。

ところが、日本漁船は猟銃や散弾銃を持っての漁などできるはずも無く、海保や水産
庁の船も、放水して相手を追い払うのが精一杯なのが現状です。そこで！巡視船や監
視船に搭載している放水のためのポンプの圧力を高いものに換装しましょう！
せめて、船体に当たると船が大きく傾いて、乗員が恐怖を感じるとか、船体に穴が開
く様な恐怖感を与えるとか、体に当たれば強烈な痛みを感じる程度に！

できれば実弾放ってでも・・・と言いたいところだが、それは無理なので、せめて放
水くらいはより効果的に行い、日本を守るべきだと思います。
もちろん、韓国の訳分からん警備艦にも効果的です。