済州島沖で行われた国際観艦式について、韓国がまたしても世界中から避難を
浴びている。観艦式に参加する軍艦は、自国の国旗と大韓民国の国旗である太極旗
のみを掲げるように各国に要請した。これは海上自衛隊の艦であることを示す
「旭日旗」を韓国内で掲揚されることを嫌ったものであることは間違いない。

自衛艦旗である旭日旗は、海賊などではない、国軍の軍艦である事を示すための
「軍艦旗」で、国際法で認められた標識であり、訓練や親善のために他国の港へ
入る際は、この旗を掲揚して入港する。自衛艦の多くは戦闘艦としての機能を満
たしているが、国内では軍艦としての地位が与えられていない。

しかし、実際には武器やそれを使用するための設備や弾薬を装備している以上、
国際的には「軍艦」として取り扱われるため、海外では国際法に則ってそれに対応
するのは当然のことである。多くの国は国旗と軍艦旗が同一のデザインであるが、
一部の国においては日本と同様、別のものを使用している。

オーストラリア国旗（左）　オーストラリア軍艦旗（中　）大極旗（右）

今回の韓国から発せられた要求は、先ずこの「軍艦旗を掲げる」という約束の国際法
から逸脱したものであるが、それを日本だけをターゲットにしたと思われない様に、
各国平等に取り扱う振りをしたものだった。それだけでも自衛隊は十分不参加の
要因になり得たのだが、それから先の行動がいかにも韓国だった。

今回の国際観艦式には、韓国政府より事前の申し入れがあったにも関わらず、上写真
の様に自国の海軍の誇りをかけて軍艦旗を掲げて航行した船もあったが、韓国が自国
の船に掲揚したのは、よりにもよってこの旗だった！他国に出した要望を自らも守る
という国際的ルールやマナーが全くなっていない狂国だ！

しかもこの旗は日本にとってはいわく付きの旗である。歴史は豊臣秀吉の朝鮮出兵まで
遡り、とてもではないが第2次世界大戦での侵略行為云々より遥か昔の出来事に絡む
もので、正しい歴史認識云々以前の問題！明らかな日本への挑発行為と言える。
これをやるために他の参加国との間でのルールやマナーも破棄したと取られても当然。

更に、何度目かの日韓合意に基づいて設立された、元従軍慰安婦への支援事業を行う
「和解・癒やし財団」も一方的に解散することになったものの、日本が拠出した10億円
も「いつか返す」スタンスの態度だ。いつかとお化けは出た事が無いと言うが、最も
それが顕著なのが韓国の様だ。そもそも国同士の合意や条約を反故にするのは、今まで
日ソ中立条約を反故にして終戦後に第2次世界大戦に参戦してきた旧ソ連くらいだったの
ではないか？

加えて、韓国はライダイハン問題にどの様に対処してるのか？これは旧日本軍の従軍慰
安婦とは全く性質が異なる、ベトナム戦争時の韓国軍における極悪非道な行いの結果で
あるが、韓国内では中国の天安門事件と同じくらいタブー視されていることだ。
日本の嫌韓団体の皆さんが、被害女性とライダイハンの像を作るための募金をすれば、世
界中の韓国大使館前にこの像が建てられるくらいの金額は直ぐに集まる。

それにしても、韓国がこの様な国同士のルールやマナー、果ては国際法までないがしろに
する行動をする最大の理由は、国内世論への対応のためだ。国内世論に抗うと、大きな
反対デモが起きて国の機能が麻痺するだけではなく、次の選挙で落選の憂き目に遭うこと
になるのは目に見えている。

そういう意味では、韓国は日本の数歩先を行く「国民主権」で「民主的」な国家と言える
かも知れないと思えるのは皮肉なものだ。安倍晋三くんには文在寅大統領の爪の垢でも煎
じて飲んで欲しいものである。（笑）