それ、おかしいやろ? 一言物申すブログ

一言物申したいことに一言物申すブログです。

敬老の日を前にして

今日も長文すみません。


今日、5年ぶりに運転免許証の更新に行ってきました。


実は、前回の更新から3ヵ月後、被害者本人と、その家族も同情するような状況で
追突事故を起こし、乗っていた母娘が1ヶ月入院しました。


しかし、この被害者2人とその家族が警察官からの事情聴取でかなり頑張って
私を弁護してくれたお陰で、情状が酌量され、点数のみ引かれたものの、免停、罰金
はありませんでした。


詳細は伏せますが、自分でも多少不条理な事故だったと思えます。


なので、今回の講習は2時間!長いなー
2時間講習組の更新受付時間は、朝8:30~9:30です。


今回は更新終了後、都心の品揃え豊富な大型書店で本を探すつもりでしたので、
郊外にある試験場までは車ではなく、電車とバスを乗り継ぎました。


はい!受付終了時間の20分前には試験場に入れるように・・・


都心は駐車料金が高いし、渋滞するしね?


電車を降りて、乗車バス停に到着すると、自分が予定していたバスが定刻から
2分遅れで出発
因みに、都市部から郊外へ向かうので、朝の通勤渋滞とは反対方向です。
その後、途中の大きなバス停では、早発予防の時間調整までする余裕に、
気持ちは「ナイス回復運転!」です。


しかし、その先の大きな交差店を右折するために、発車後2車線跨ぐのに
後続車が途切れず、更に右折時に信号2回待ちで時間を5分も消費!
1回目の→青信号の時、先頭にいた車がなかなか発進せず、その信号では
2台しか通過できませんでした。


さらに、その先の狭い道路に入ったところのバス停で・・・


それは、民家の前に、地主さんが提供していると思える、奥行き5mほどの
いびつな四角形の土地に、これまた地主さんのご厚意と思われる雨除けの
カーポートと、その下にベンチが置かれています。
それも、お年寄りや子供に危険がない様に、道路から離れた一番奥のほうに・・・
しかも、ご丁寧に地面はコンクリート舗装に、化粧モルタルまで施されていて、
世の中にはお金持ちもいるもんだと、感心して見ていました。


ここまでは自分の中にこれくらいの気持ちの余裕があったと言う事です。


そこに座ってバス待ちしていたのは、おじいちゃん一人でした。
私が乗っているバスの運転士さんがドアを開けても、動く気配がないため、
ドアが閉方向へ動いた時に、ベンチに座ったまま、おもむろにプルプル
しながら手を上げるおじいちゃん、嫌な予感です。


再びドアを開ける運転士さん、それからゆっくり腰を上げてバスに歩み寄る
この時点で多少イラッとしている私


ヨボヨボとバスに近づき、さあそこから!
震える手で持っているセカンドバッグの中を漁りだす・・・予感的中です。
因みにそのバス停がある道路は、片側1車線の狭い道路で、バス同士が
すれ違うには、場所によってはどちらかが手前の比較的広い直線部分で
待たなければならない状態です。


そんなバス停で、件のじいさんはバスのステップに立ったまま、相変わらず
プルプルの手でバッグを漁りながら、時々飴の入った袋や、クシャクシャ
になった手紙のような、明らかに目的のものとは見た目も手触りも違うもの
を引っ張り出しては確認し、仕舞っています。


そして、バスの後続車は、対向車が切れた時を狙って、次々と追い越して
行きますが、ここで降りてタクシー捕まえようにも、流しのタクシーがいるとは
思えない場所でイライラ!


やっと目的のICパスが出てきて、読取機にピッ!
その後またおぼつかない足取りでやっと座席にたどり着いて着席!バス発車
ここだけで5分消費で余裕が少なくなりました。


もう勘弁してくれよ!と思って座っていると、そこから3つ目のバス停を案内
する車内放送が流れました。
誰も降車ボタンを押す人がおらず、到着寸前にバス停が見えても、待ち客も
いなかったので、「ラッキー!通過」と思ったのもつかの間、バスの前方が
バス停に差し掛かったくらいのタイミングでそのジジイのプルプル腕が上がり始め、
後部座席に座っていた私の横をバス停が通過した直後に車内に響く「ピンポーン!」
やりくさったな!?ジジイ


非常に時間を気にしている状況では、自分に影響を与えそうな他人の動きって、
はっきり認識できます。


運転士さんは急ブレーキを踏むと危険だと判断したのだと思います。
「バス停過ぎたので、次で降りてくださいっ!」と一言、ジジイは黙って座って
いましたが、次のバス停に到着してから、ゆっくり腰を上げ、ヨタヨタ降車ドアまで
進んでからまたバッグの中をゴソゴソ・・・マジか?


時計を見ながらイライラしていると、今度は3分ほどで発見しましたが、
その間にも後続の車に抜かれています。
そして、やっと見つけたICカードを読み取り機にかざした瞬間、表示された
引かれる運賃を見て怒り出すジジイ
バス停を一つ乗りこしたので、運賃がいつもより20円高い!と返金を迫って
駄々こね始めます。


運転士さんはため息つきながら説明していますが、引かないジジイ。
気がつくと、定刻なら自分の乗ったバスの15分後に発車した筈の後続のバスが、
直ぐ後ろにいます。
普通車は対向車がいなければ追い越し出来ますが、バスは車体が大きいので
出来ません。
ってか、この道路のセンターラインは黄色の実線・・・どの車もはみ出しちゃ
いかんのじゃないか?


俺は車内でブチキレ寸前、ジジイの席の通路を挟んで隣に座っていたオバちゃん
が先に切れて、自分の財布から20円出して渡そうとしたところで、


運「お客さんは現金ですか?」
オ「カードです」
運「でしたら止めてください」
オ「時間がもったいないでしょ!急いでるのに!!」


とのやり取りの中、俺登場!


この時点で、俺目的のバス停まで残り4つ、残り時間は7分、完全にOUTです。


俺「じいさん!あんた大勢の人に大迷惑かけてんだよ!」
爺「年寄りだからしょうがないだろ?」
俺「都合の良い時だけ年寄りだって甘えんな!年寄りを自覚してんなら、
 乗るときも降りる時も早めに準備しろや!」


もちろん、お年寄りに走行中のバスの中を移動して、降車ドアまで来い
と言っているのではありません。
自分が乗るバスが見えたら、早めにベンチを立ってバスへ近づき、パス
は手持っておくか、カバンの直ぐ分かるところに入れておけ!という
事です。
降りる時も、いつも使っているバス停なら、間に合うように降車ボタン
押せよ!ということです。


爺「お前は目上の者に何を言っとるか!」
俺「そんな事は関係ねー!あんたはバスのお客さんも、後ろの車の人にも
 大迷惑をかけた!自分で早めの準備が出来ないなら、一人で出歩くな!」
 「免許の更新を午後に回されたら、ムダになった3時間分の人件費実費と、
 慰謝料請求するから、名前と住所と電話番号を言え!」
爺「そんなもん払わん!」
俺「未必の故意が成立してんだよ!あんたがそのつもりがなくても、
 相手に損害を与える状況を作り出したからな!」
爺「そんな事は知らん!訳分からんこと言って年寄り騙すのか?」
俺「だったら、小額訴訟でも起こして裁判でハッキリさせるぞ!あんたに
 責任能力なくても、家族が管理責任問われるぜ!こんなの一人でウロウロ
 させてるからな!」

と言うと、ヨボヨボの足で必死の早い動きでバスを降り、エエイクソッ!
バカ共が!と捨て台詞を残して、今バスで来た方向へ歩いて行きました。


例のオバちゃんとアイコンタクトで挨拶を交わし、運転士さんは2人に一言
「すみません」と言った後、マイクを使って乗客へのお詫びを放送してバス
は発車しましたが、その後、私が試験場に着いたのは9:36分・・・一応受付
で事情を話し、交渉しましたが、さすがお役所、「そうですか~ 午後は13:00から
ですが、受付は12:40から始めますので・・・」の一言で終りました。



試験場のアッチコッチ破れた椅子で過ごす3時間は、今までのムダにしたどの時間
よりも苦痛でした。
あまりのムカつきに、空腹感も覚えず、昼食も抜きで15:30の講習終了を
迎えました。


こんな事なら、初めから午後受付の更新にすればよかったわ!
そうすれば、NHKの「ひよっこ」は朝ゆっくり観れたのに・・・
仕方ないから23:30のBSプレミアムを観よう


因みに、人の時間を無駄にしたという損害くらいで、未必の故意が成立し、
損害賠償が取れるかなんて分かりません。
年寄り相手のハッタリです。
ですが、本当に取れるものなら取りたいのが本音です。
あのく/そ/ジ/ジ/イは絶対に反省していません。


予定が大幅に遅くなったので、捜すはずの本も探せず帰って来ました。
日を改めて出かけると、電車の運賃は往復で1,000円越えます。


敬老の日を前に、私が受けた老害の一つです。