それ、おかしいやろ? 一言物申すブログ

一言物申したいことに一言物申すブログです。

マニュアルの細分化

またしても起きてしまった、新幹線列車内での殺傷事件
本当に残念だし悔しい・・・


この列車、事件が発生した際に乗客が非常ボタンを押し、緊急停車したとの
報道もある。
その後、小田原駅まで走行して警察が容疑者を取り押さえたらしい。


やはり、今まで安全神話の上に成り立っていた新幹線だけに、このような緊急
事態のマニュアルや設備が未整備のようで、状況に応じて細かく規程する必要が
ありそうだ。



例えば、3年前の車内での火災のような場合には、非常ボタンで直ぐに両方向の列車を
停止させ、安全を確保した上で直ちに乗客を避難させなければならない。


一方、今回の殺傷事件の場合は、次の駅で臨時停車する処置をした上で、
走行を継続した方が、怪我人を早く病院に搬送できる。
駅ではない場所で停車させていては、減速と加速に時間を要し、次の駅までの
到達時間が延びてしまう。


しかも、新幹線はその工程のほとんどが高架やトンネルであるため、駅ではない
場所に停車しても救急車やドクターヘリでの搬送が困難だ。


のぞみがこだまを追い越していく駅の場合、通常であれば通過線を走行
していくのぞみを着発線に入れることになるため、本来停車するはずのこだまを
通過線に待避させるか、既にホームに入っていれば、早発であっても発車させて
着発線を緊急停車するのぞみのために空けなければならない。
乗務員や運転指令が対応する時間は極めて限られる。


そして、乗務員はシートの座面を防御に使用する様、乗客に指示をしたという。
カバンや傘等の身を守る道具がない客には適切な指示だったと思う。
しかし、やはり乗務している車掌の人数分だけ、刺股や催涙スプレー、特殊警棒
を搭載しておく事も必要だろう。
もちろん、乗務員には犯人確保の訓練を行い、逮捕権を与えておく事。


肝心の我々一般乗客だが、女性や高齢者、子供は素早く避難させるが、なにぶん
通路は狭い1本のみ・・・
座席の間に身を隠すなどの方法も必要かも知れない。


そして、今回のように襲われている人を救助する場合、犯人を「制止する」のではなく、
持っている荷物や傘等で一撃喰らわせ、様子を見て連打にし、周囲に協力を求める
のが有効ではないか?
シートの座面を外せる事が分かったので、それを外して次々に投げつけたり、
ビールやコーラを目潰しに使うとか・・・炭酸なら飛距離と勢いがありそうだ。
一瞬怯めば攻撃もし易くなる。
絶対に犯人を「制止」させてはいけない。


でも、やはりあんな奴を制圧するのは難しいかな?
だったら1つの車両に閉じ込めるのも方法だろう。


飛行機を利用する方は気付いておられると思うが、CAさんは離着陸の前数分間は
ジャンプシートに着席した状態で殆んど無表情で無口になる。
「critical eleven minutes」と言われる、離陸時の3分間、着陸時の8分間にトラブルが
起きた事を想定し、頭の中で対応のシミュレーションをしているからだ。


我々乗客も、新幹線乗車前にこんな出来事を想定しておく事が必要な時代になった。
非常ボタンを押した時に、乗務員に正確に状況を知らせる能力も必要とされる。
先に書いたように、火災と殺傷では対応が異なるからだ。


座席に座ったら、周囲を見て人間観察をしておかなければならないな?
運動神経良さそうな人、喧嘩強そうな人、頭脳明晰そうな人、そして、最初から
挙動不審の人・・・



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