それ、おかしいやろ? 一言物申すブログ

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プロ以上の汚い世界

昨日、宮城県大会優勝の仙台育英高校をもって、第99回全国高校野球大会
への出場、前49代表が揃った。
高校球児の無事で元気な活躍を祈りたいが、清々しさを感じない



なんだか釈然としない。


49代表校のうち、県立高校7校、市立高校1校、残り41校は私立の学校だ。
別に私立が悪いとは言わない。
文武両道の学校もあるだろう。
しかし、複数の部活で狭いグランドを共有して練習している公立高校に比べ、
学校から数キロも離れた場所に、社会人野球顔負けの専用グランドまでバスで
練習に通う私立高校の生徒
これに投資される資金は、入学時に親から強制的に搾り取ったものである。


そして、この41校の中に、県外からの野球留学を受け入れている学校が
幾つあるだろうか?
中には、ベンチ入りの選手全員が県外出身者で、それでもスタンドで
応援せざるを得ない生徒もいると思う。
そんな選手は、都道府県の代表だと言う自覚も無く、ただ甲子園の土を
踏んだと言う実感しかないのではないか?


甲子園に行く事が目的と化し、高校野球本来の意味を忘れている。
関東の大学しか出場資格が無い、箱根駅伝とは訳が違う


プロ野球ですら、外国人助っ人枠がある。


高校生でありながら、学費を免除され、お小遣いまで貰って野球をする
ことが許されるとは思えない。


あまりにその様な非常識な待遇を受けると、誰とは言わないが、お寿司屋さんで
「さば」と聞いて「魚編にブルーの鯖ですか?」と聞く野球馬鹿が出来上がる事がある。


毎年、春夏の甲子園では、公立高校を応援したくなるのも当たり前か!