それ、おかしいやろ? 一言物申すブログ

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官僚が幹部をやる事の愚かさ

先日の大寒波襲来時のJR東日本信越本線立ち往生事故で、新たな事実が
発覚した。


地元自治体が10人乗りのマイクロバスで、車内に閉じ込められた乗客の
救出を申し出るも、JR東日本がこれを断ったというものだ。


JR側は、「一斉に救助できなかった」ことをその理由に挙げているが、
これが官僚が幹部を勤める会社の愚かさだ。


立ったまま15時間も狭くてトイレも1箇所しかない列車内に閉じ込める
なら、お年寄りや女性、子供から優先して救助し、最寄り駅や市の施設を
借りてでもそちらに移動させるべきではなかったか?


たとえ1km離れた無人駅でも、ブルーシートで周囲を囲い、ストーブ
等搬入してやれば暖はとれる。
三条市は救助を申し出たくらいだから、市役所のホールや会議室の提供
をお願いして頭を下げるのもJRの役目だったはずだ。


更に、非常食や水をタクシーを使ってピストン輸送したという。
そのタクシーには、帰りの車にあと4人乗れるぞ!
全部で何往復したんだ?


420人のうち、100人でも他所へ移動してもらえれば、車内で過ごした
乗客もかなり環境が改善されたはずだ。


官僚はあまりも保守過ぎて、実績が無い事をやりたがらず、新しい事にチャレンジ
しない。
人に頭を下げることを知らない奴が多い。



JALは経営破たんした際、京セラの稲盛氏をCEOに迎えて再建した。
一方ANAはJALと比べると経営規模が小さく、決して万全とはいえない
環境の中で経営を維持し、いまでは運行規模はJALを大きく上回っており、
事実上の日本のフラッグキャリアになっている。


JRも国鉄の経営破たんから生まれた会社である。
いい加減国鉄出身者幹部を排除し、純然たる民間企業からの役員を採用する
べきだ。



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