それ、おかしいやろ? 一言物申すブログ

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何かあるのか?

日産自動車がやらかした。
新車の検査不備で納期遅れ、既に納車した車はリコール


三菱自動車の負の遺産でも受け継いだかのような不祥事だ。
車は人間の命を乗せるものなのに・・・



元々、カルロス・ゴーン氏が社長になってからの日産社は評判が良くなかった。
いや、そんな評判を聞くまでもなく、ユーザーが自分で判断できた筈だ!


何と言ってもあだ名が「コストカッター」なのだから


下請け企業にコストカットの提案をさせ、それを出来ない下請け企業をバンバン
切ってしまった。


例えば、メッキなどは今まで3回漬けていたものを1回にするなどのコストダウン
をしたために、日産車は思わぬ箇所から錆が出るといも言われていた。


そして、カットしたコストは、車両価格に反映されることなく、日本人経営者とは
大きくかけ離れた高額報酬を手にしていた。


トヨタ自動車は、今の日産の品質以上の車を、同等のコストで生産しているのか、
日産より薄い利益を、多売でカバーしているのか不明だが、トータルで見る品質は
トヨタの方が上回っているのは明らかだ。


30円の原価のものと、50円の原価の同クラスの商品が、100円で売っていれば、
消費者はどちらを選ぶのか?
同じ原価の商品なら、品質が良い方を選ぶのも当然である。


日産はバスの部門でも負け組みになった。
いや、元々バスメーカー4社の中では、日産ディーゼルだけが一人負けの状態だった。


ところが、三菱ふそうの度重なるリコール隠しが発覚したころ、トヨタ系の日野
自動車といすゞ自動車が合弁し、ジェイバスを創立した。


現在、日野といすゞのバスは、素人では簡単に見分けがつかない。
合弁前のいすゞ車は、運転士さんから足回りが弱いとの評判で、決して評価は
高くなかったが、日野と組むことでそこを解消した。



一方、三菱ふそうは足回りに粘りがあって、高速バスや貸切バス等、長距離を
運行するには、疲れにくいという評価をされていた。
その後、あの事件を経て、日産ディーゼルと組む羽目になった。


結果、日野といすゞペアが勝ち組となり、日産ディーゼルと三菱ふそうが負け組み
となった。


三菱エアロクイーンは、日野セレガと同じくらいの人気車種だったのに・・・